京都府警察公式Xより引用 (18398)

via 京都府警察公式Xより引用
京都府警察は、今年の5月1日から、屋外で勤務する警察官のサングラス着用を開始することを発表した。これまで「府民に威圧感を与える」との理由で導入が見送られてきた経緯があるが、現場警察官の健康管理や執行力確保を目的として、着用に踏み切る。

京都府警察は公式Instagramアカウントを通じて、この決定を告知した。投稿では、「京都府警察は、本年5月1日(木)から、屋外で勤務する警察官のサングラス着用を始めます」と発表。「暑さ対策を始めとする警察官の健康管理と、日射しが強い屋外での現場執行力を確保し、府民の皆様の安全・安心を守ることを目的としています。御理解をお願いします」と、府民への理解を求めている。

これまで導入が見送られてきた背景には「威圧感」への懸念があったとされるが、報道によれば、現場の警察官らを対象としたアンケートでは約9割が導入に賛成していたという。

ネット上の反応は賛成多数

この発表を受け、インターネット上では様々な反応が寄せられている。「サングラスは目の保護になるからいいと思う」「ずっと外にいたら紫外線のダメージもバカにならない」といった健康面への配慮を評価する声や、「良いことだと思います!」「全然いいと思う」など、導入を肯定的に捉える意見が多く見られた。

また、「威圧感」に関しても、「誰が威圧感とか言い出すんだ?」「警察に威圧感なくてどうするんだよ」「抑止力になるから威圧感はあっていい」と、むしろ犯罪抑止の観点から威圧感は必要だとする意見が多く上がっている。

警察官のサングラス着用は全国的に広がりを見せており、他の都道府県警察でも導入が進んでいる。昨年8月には、愛媛県警察が公式Xで、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』を彷彿とさせる“ジョジョ立ち”ポーズでサングラス着用開始を広報。約4万いいねを集めるなど、大きな反響を呼んだ事例もある。

今後、警察官のサングラス着用をめぐる動きが、全国的にさらに広がっていくか注目される。

バズった愛媛県警察公式Xのポスト(2024年8月9日)

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