カンザス州の空に謎の「黒いリング」出現　謎めいた現象に憶測飛び交う

アメリカ・カンザス州で、空中に謎の黒いリングが浮かんでいる様子が目撃され、SNS上で大きな話題を呼んでいる。

FOX Weatherなどの現地メディア報道によると、この現象が観測されたのは5月5日。カンザス州ボナースプリングスに住むフランキー・キャムレン氏がバイクで走行中、空に浮かぶ黒いリング状の物体を発見し、その様子を動画で撮影。自身のFacebookに投稿したところ、瞬く間に拡散された。

この動画についてFOXの気象予報センターは、「何らかの爆発により発生した煙のリングの可能性がある」と分析。煙突や花火、特殊効果用の火薬装置などで起こる「ボルテックスリング（渦輪）」と呼ばれる現象である可能性が高いと見ている。また、同州近郊では前日にも類似の煙の輪が観測されており、何らかの人為的な活動との関連も指摘されている。

キャムレン氏が投稿した映像を見たネットユーザーからは、様々な声が上がっている。

「西の魔女がドロシーを探して空を飛んでたんだろ（笑）」
「次の瞬間、ドクター・ストレンジが出てきそう」
「次元のポータルが開いた瞬間だな、間違いない」
「娘が“地獄へのポータル”だって言ってた」
「こんなの子供の頃は見たことなかった。最近の空って本当に変」
「煙の輪って花火でもできるし、そんなに珍しくないよ」
「これはマトリックスのバグ、現実がほころび始めてる」
「何かが爆発して、輪っかの跡が残ったんだと思う」

今のところ、このリングの正体は公式には断定されていないが、SNSなどネット上では、その不可解な光景に対する憶測が広がっている。