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花王は18日、自社が製造・販売する「キュレル ローション 410ml(ポンプタイプ)」の一部商品について、自主回収を実施すると発表した。

問題となったのは、海外向けに製造を続けていたリニューアル前の処方の商品を、国内向け製品に誤って充填していたというもの。これにより、本来の仕様とは異なる製品が一部市場に流通したことが判明した。

対象となるのは、2024年4月から25年6月までに出荷した約16万5000個。製造番号「B0000855」「B0001034」「B0001784」「B0001794」「B0001804」「B0002414」の6種類で、いずれもボトル底面に製造番号が記載されている。

花王は「お客さまおよび関係者の皆さまには、多大なるご迷惑をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪。なお、「対象商品をご使用されたとしても、品質および安全性には問題ございません」としている。

今後については「このような誤りが再発しないよう、品質管理および確認体制の強化に努めてまいります」として、再発防止策に取り組む方針を示した。

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