芥川賞作家の平野啓一郎氏が3日、自身のX(旧Twitter)を更新し、奈良の鹿をめぐる論争について持論を述べた。
平野氏は、朝日新聞が配信した「奈良のシカへの『暴行』はあるのか 観光客でにぎわう現場を歩いた」と題する記事を引用。その上で「権力を持つ人間がいい加減なことを言う。すると、その真偽を巡って、国会からマスコミからネットに至るまで、国中で膨大なリソースが浪費される」と指摘。
さらに、「そのつじつま合わせに巻き込まれて命を落とす人まで出てくる。安倍政権時代に散々経験したこと。もうウンザリだ」とつづった。
奈良の鹿をめぐっては、外国人観光客が鹿に暴力を振るっているとする動画や画像がSNS上で拡散され、その真偽をめぐって論争となっている。
先月の22日には高市早苗・前経済安全保障相が自民党総裁選の演説で「奈良のシカをですよ、足で蹴り上げるとんでもない人がいます。殴って怖がらせる人がいます。外国から観光に来て、日本人が大切にしているものをわざと傷めつけようとする人がいるんだとすれば、皆さん、何かが行き過ぎている、そう思われませんか」などと発言。論争がさらに過熱化している。
平野氏は、朝日新聞が配信した「奈良のシカへの『暴行』はあるのか 観光客でにぎわう現場を歩いた」と題する記事を引用。その上で「権力を持つ人間がいい加減なことを言う。すると、その真偽を巡って、国会からマスコミからネットに至るまで、国中で膨大なリソースが浪費される」と指摘。
さらに、「そのつじつま合わせに巻き込まれて命を落とす人まで出てくる。安倍政権時代に散々経験したこと。もうウンザリだ」とつづった。
奈良の鹿をめぐっては、外国人観光客が鹿に暴力を振るっているとする動画や画像がSNS上で拡散され、その真偽をめぐって論争となっている。
先月の22日には高市早苗・前経済安全保障相が自民党総裁選の演説で「奈良のシカをですよ、足で蹴り上げるとんでもない人がいます。殴って怖がらせる人がいます。外国から観光に来て、日本人が大切にしているものをわざと傷めつけようとする人がいるんだとすれば、皆さん、何かが行き過ぎている、そう思われませんか」などと発言。論争がさらに過熱化している。

