二宮和也が8月18日放送の『ニノさん』(日本テレビ系)に出演。これまで見た中で印象的だった舞台を明かした。

本番組では、ゲストが楽しく生きるセンスを「ニノさん」オリジナルの形で紹介。視聴者が気になる情報を楽しく届ける。今回は俳優の吉田鋼太郎がゲストとして出演した。

“刺さりまくった言葉”を明かす場面で、吉田は「もっとスターになれ」という言葉を告白。この言葉は、恩師の演出家・蜷川幸雄さんから言われたものだという。吉田は「初めて蜷川さんの演出で主役をやらせていただいたときに、初めて大きな劇場で1000人単位のお客さんを相手にするっていう芝居の主役だった」と振り返り、蜷川さんから「その芝居じゃダメ。芝居ができるのはわかるけど、全然スターじゃない。誰もそれじゃあこっち振り向いてくれないよ。もっとスターでやって」と言われたと明かした。

その言葉をすぐには理解できなかったという吉田は、三國連太郎さんの映画や映像を見たと回顧。「意識して見るとものすごくスターだなということがわかりました」「芝居は基本的に一生懸命相手の方としゃべって、その密度が濃い方がいいわけです。ところがスターはここでしゃべらなくてもいいんですよ。ナルシストになれってこととちょっと似てるのかもしれない」と学んだことを口にした。

吉田が「タイタス・アンドロニカス」という芝居のときだったと明かすと、二宮はその舞台を観劇していたことを告白。二宮は「すごい舞台だったんです。本当に。僕の中でも指折りなくらいすごい舞台」としみじみ語り「斬新で。開場すると、舞台上で役者たちが見せる用の練習をしてる。着替えたり。ということが、開場の時間帯でやってます、っていう演出なんです。蜷川さんが出てきて、みんな『おはようございます』ってなって、蜷川さんが階段上がって行って、『じゃあ始めるよ。よーいスタート』って言ったら始まるの。めちゃくちゃおしゃれな始まり方。すっごい覚えてる」と熱弁した。

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