Xが新機能「XChat」をベータ公開　暗号化・ファイル送信・消えるメッセージ機能などを搭載

大手SNSの「X」（旧Twitter）では2日、ベータ版のチャット機能「XChat」が実装され、ユーザーの間で大きな注目を集めている。

今回追加されたチャット機能では、エンドツーエンドの暗号化が適用され、メッセージの秘匿性が強化されているほか、音声・ビデオ通話、あらゆる種類のファイル送信、さらには一定時間後に自動で消える「消滅メッセージ」など、メッセージングアプリのような機能が盛り込まれている。

これにあわせて、Xを率いる実業家イーロン・マスク氏も6月2日、自身のXアカウントで次のように投稿した。

「All new XChat is rolling out with encryption, vanishing messages and the ability to send any kind of file. Also, audio/video calling.This is built on Rust with (Bitcoin style) encryption, whole new architecture.」（完全に新しいXChatが、暗号化、消えるメッセージ、あらゆる種類のファイルを送信できる機能とともに展開されている。また、音声／ビデオ通話も可能。これはRustで構築されており、ビットコイン式の暗号化を採用した、完全に新しいアーキテクチャである）

この発表を受けて、海外のXユーザーからは「やったぜ。500年待った甲斐があった」「試すのが待ちきれない」「いつ広くリリースされるの？」「ボットに対処してくれ。それが我々が求めている全てだ」「ビットコイン方式の暗号化って一体何なんだ」など、様々な声が寄せられている。