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映画興行会社・ティ・ジョイは30日、運営する劇場における鑑賞料金の一部を改定すると発表した。改定は2025年9月1日(月)上映分から適用され、一般料金は現在の2,000円から2,200円へと200円の値上げとなる。

今回の料金改定は、人件費やエネルギーコストの上昇といった経済的要因を背景に、「今後もお客様にご満足いただける鑑賞環境を維持・向上させるため」として決定された。ティ・ジョイは「お客様にはご負担をおかけいたしますが、ご理解を賜りますようお願い申し上げます」としている。

改定の対象となるのは、ティ・ジョイ直営13劇場に加え、新宿バルト9、広島バルト11、T・ジョイPRINCE品川、T・ジョイSEIBU大泉、横浜ブルク13、T・ジョイエミテラス所沢、鹿児島ミッテ10の計20劇場。

主な改定内容は以下の通り(いずれも税込)。

・一般(18~64歳):2,000円 → 2,200円
・小人(3~17歳):1,000円 → 1,100円
・大学生・専門学校生:1,500円 → 1,600円
・高校生:1,000円 → 1,100円
・ペア50割(2名):2,800円 → 3,000円
・レイトショー:1,500円 → 1,600円
・KINEZO会員デー:1,400円 → 1,500円
・水曜サービスデー:1,300円 → 1,400円
・ファーストデー:1,300円 → 1,400円

なお、シニア(65歳以上)や障がい者手帳を所持している利用者の料金は据え置きとされている。

今回の値上げを受け、SNSなどネット上では「映画館で見たいのにどんどん上がるなぁ…」「2000円突破したらもう3000円まではあっという間だと思う」「対象劇場限定とはいえ、通常で2200はキツい」「さらに映画館へ足が遠のく」「なんかもう値上げにはびっくりしなくなったけど高い…」「2200円で席ガチャ外れたら悲しい」など、嘆きの声が多くあがっている。

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