名古屋フィルハーモニー交響楽団が11日、公式X(旧Twitter)アカウントを更新し、クラシックコンサートでのマナーについて異例の苦言を呈した。
名古屋フィルは、「様々なご意見があるかと思いますが、終演後の早すぎる『ブラヴォー』は、私どもにとってうれしいものではございません。完璧な静寂の方が、はるかにうれしいです。今日は、指揮者も楽員も事務局員も、失望を感じておりますので、あえて投稿いたします」とポスト。演奏の余韻が途切れることへの落胆を訴えた。
この投稿は12日までに7.7万件の「いいね」を集め、600件を超えるコメントが寄せられるほどの反響を呼んでいる。
ネットユーザーからは「ブラボーおじさん、吹奏楽コンクールにもいるしまじで席番から名前特定して出禁にした方がいい」「乗合バスで降車ボタン誰よりも早く押したくてしょうがない幼児みたいなもんなんですかね」「収録されたCDに自分の声を載せたいやつがいるって聞いたことある」といった、“ブラボーおじさん”への批判や心理分析が寄せられた。
また、「最後の一音が終わり会場中が『シィィ·······ン』と静寂があるのが良きなのですよね」と、余韻を大切にする声や、「オケ側から、こんな事言わなきゃいけないのか....」と、楽団が直接訴える事態になったことへの嘆きも見られた。
名古屋フィルはこうした反響を受け、翌日には「こちらの投稿へのたくさんのご意見、まことにありがとうございました!(反響が大きすぎて、びびっておりますが…。)」と感謝を述べた上で、「引き続き、より効果的な注意喚起方法を考えてまいります」と、マナー向上への継続的な取り組みを示した。
なお、クラシック界では終演後の余韻を巡る問題は以前から議論されている。神奈川フィルハーモニー管弦楽団も先月14日に「曲が終わったあとの余韻は指揮者をはじめ、楽団員やソリストとお客様が音楽の余韻をわかちあう大切な時間です」とした上で、「『ブラボー』や拍手は必ず指揮者のタクトがおりるまで、ほんの少しだけお待ちいただけますようお願いいたします」とXで呼びかけていた。
名古屋フィルは、「様々なご意見があるかと思いますが、終演後の早すぎる『ブラヴォー』は、私どもにとってうれしいものではございません。完璧な静寂の方が、はるかにうれしいです。今日は、指揮者も楽員も事務局員も、失望を感じておりますので、あえて投稿いたします」とポスト。演奏の余韻が途切れることへの落胆を訴えた。
この投稿は12日までに7.7万件の「いいね」を集め、600件を超えるコメントが寄せられるほどの反響を呼んでいる。
ネットユーザーからは「ブラボーおじさん、吹奏楽コンクールにもいるしまじで席番から名前特定して出禁にした方がいい」「乗合バスで降車ボタン誰よりも早く押したくてしょうがない幼児みたいなもんなんですかね」「収録されたCDに自分の声を載せたいやつがいるって聞いたことある」といった、“ブラボーおじさん”への批判や心理分析が寄せられた。
また、「最後の一音が終わり会場中が『シィィ·······ン』と静寂があるのが良きなのですよね」と、余韻を大切にする声や、「オケ側から、こんな事言わなきゃいけないのか....」と、楽団が直接訴える事態になったことへの嘆きも見られた。
名古屋フィルはこうした反響を受け、翌日には「こちらの投稿へのたくさんのご意見、まことにありがとうございました!(反響が大きすぎて、びびっておりますが…。)」と感謝を述べた上で、「引き続き、より効果的な注意喚起方法を考えてまいります」と、マナー向上への継続的な取り組みを示した。
なお、クラシック界では終演後の余韻を巡る問題は以前から議論されている。神奈川フィルハーモニー管弦楽団も先月14日に「曲が終わったあとの余韻は指揮者をはじめ、楽団員やソリストとお客様が音楽の余韻をわかちあう大切な時間です」とした上で、「『ブラボー』や拍手は必ず指揮者のタクトがおりるまで、ほんの少しだけお待ちいただけますようお願いいたします」とXで呼びかけていた。
様々なご意見があるかと思いますが、終演後の早すぎる「ブラヴォー」は、私どもにとってうれしいものではございません。完璧な静寂の方が、はるかにうれしいです。今日は、指揮者も楽員も事務局員も、失望を感じておりますので、あえて投稿いたします。#名フィル538
— 名古屋フィルハーモニー交響楽団 (@nagoyaphil) October 11, 2025