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タレントで元陸上十種競技日本王者の武井壮が12日、自身のX(旧Twitter)を更新。スポーツ界におけるいじめや暴力、悪しき上下関係の慣習に苦言を呈し、反響を呼んでいる。

武井は「スポーツやってるのに いじめだの、仲間や後輩に暴行したり、後輩こき使ったりしてる人達に言いだいんだけどさ」と切り出し、「本当にこれ以上なくダサいよ 何目指してスポーツやってんだ?体鍛えて強くなって、裏でやってんのは、弱い者を虐げて苦しめることって なんだよお前ら」と強く非難。

続けて「強くなって、沢山の人に希望や勇気を感じてもらって、観戦してもらって給料もらえるようになる事を仕事にしたいんじゃないのか?今現在、そんなチンピラ以下の行為をしてるかも、と思ったら一度考えろよ」「目の前のその弱き者をこそお前の強くなった体や心で守るのがトップ選手の役割じゃないのか??」とつづった。

武井はさらにスポーツ界の上下関係にも言及。「下級生が掃除や下働きや準備をやらされるようなしょうもない文化ももう逆にしたらどうだ?」と問いかけ、「先輩達や指導者が率先して準備や清掃をして後輩達に見せてあげろよ、『一年の時、楽させてもらったな』って、先輩になったら後輩達の模範になれるように頑張ろう、素敵な指導者になろう、そう思わせる上下関係作ろうぜ」などと提言した。

最後に「強くなったその手を糞みたいな行為に染めるなよ 頼むぜ先輩達よ」「指導者さんや、教育者の皆さんも、大変かもしれないけど、そんなスポーツ文化を1からみんなで作っていきましょうよ 補欠もレギュラーも先輩も後輩も、みんなヒーローみたいなそんなアスリートを育てましょう」と、スポーツ界全体の意識改革を呼びかけた。

この投稿は数時間で1万件の「いいね」を集め、大きな反響を呼んでいる。ネットユーザーからは「武井さんのおっしゃる通りだと思う」「よくぞ言ってくださいました」「大人たちの意識改革も必要」「まずはスポーツは楽しくやるべき」「部活がスポーツビジネスになっていることが諸悪の根源」など、さまざまな意見が寄せられている。

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