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フランスのエマニュエル・マクロン大統領が、公式訪問先のベトナム到着時に妻ブリジット氏から顔を押されるような場面を捉えた映像がインターネット上で急速に拡散され、議論を呼んでいる。

問題の映像は、25日にベトナム・ハノイに到着したマクロン大統領が政府専用機のドアから姿を見せた直後の様子を映している。開いた機体のドアから現れたマクロン大統領のすぐ隣にいたブリジット夫人が、手をスッと伸ばし、マクロン氏の顔をやや強めに押すような仕草を見せた。大統領はわずかにのけぞりながらも、すぐに表情を整え、カメラに向かって笑顔で手を振った。

続く場面では、マクロン氏が夫人をエスコートしようと腕を差し出すが、ブリジット氏は目を合わせることなく、そのままタラップを下りていく様子が映されていた。

この映像が公開されるやいなや、瞬く間に注目を集め、「夫婦げんかではないか」との憶測が飛び交った。現地報道によれば、マクロン大統領は報道陣に向けて「いつものように冗談を言い合っていただけだ」と冷静に語り、深刻なトラブルではないことを強調したという。

拡散される映像とネットユーザーの反応

SNSでは映像が拡散され、さまざまな意見が飛び交っている。

「これが逆だったら大炎上してるぞ」
「世界中に響き渡った平手打ち」
「どの家にも秘密がある」
「トランプが公衆の面前であんなに軽蔑される姿は決して見ないだろう」
「夫婦の裏側って案外どこもこんなもんよな」
「ジョークで済ますあたり、政治家らしい」

24歳差の“年の差カップル”としても知られるマクロン夫妻。2007年に結婚して以降、公私ともに注目を集めてきた2人だが、今回の出来事もまた、話題を呼ぶ一幕となったようだ。

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