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実業家の堀江貴文氏が7日までに自身のX(旧Twitter)を更新し、5日に発売された任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」をめぐる転売問題について、自身の見解を投稿した。

同機種は発売直後からフリマアプリなどで転売価格での出品が相次いでおり、ネット上では転売に対する批判的な声が広がっている。

こうした中、アクティビスト個人投資家の田端信太郎氏が自身のXで「転売ヤーにゴチャゴチャ文句つけてる暇あったら、転売ヤーから上前ハネるメルカリ株で儲けて、転売ヤーからSwitch2買えばいいんだよ」などと持論を展開すると、堀江氏も「アホだから文句言ってんだろ」と同調した。

これに対して、Xユーザーから「任天堂から買いたいんだよ 転売ヤーからじゃなくて ゲーム好きにしかわからないよ」などと反論のリプライが寄せられると、堀江氏は「やばい。ここまで来ると理解不能」「そもそもメーカーが小売価格を決めるのは独占禁止法違反なんだよね。なのであくまでも『メーカー希望小売価格』でしかない。なので転売ヤーも位置付け的には卸や小売と同じなんだし、そもそも小売業者のカテゴリに入るよね。そして誰が売るかをメーカーは選べないんだよ」と持論を展開した。

堀江氏は自身のスタンスについても、「私は急いでSwitch2は欲しくはない人間ですが、どうしても欲しい時に転売ヤーからでも多少高くても買いたいと思っている派です」と明かし、「なので転売ヤー批判とかまじでやめて欲しいんですよね。感情論で邪魔すんなって感じです。ちなみにゲーム機本体の転売は合法です」とつづった。

別なユーザーから「ハードメーカーは転売されると命取りなんですよ」と指摘されると、「許すも何も合法だからね。転売されるのが嫌ならオフィシャルでオークション形式で価格を決定すればいいだけの話」と返答。

また、「任天堂が転売目的での応募を禁止している」とのリプライには、「禁止しても強制力はないよ。強制したら流石に独占禁止法違反になる」と説明した。

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