新教皇レオ14世の意外な学歴にSNS沸騰　X発ジョークが43万いいねの大反響「傑作！」「今世紀最高」

日本時間9日（現地8日）に、新しいローマ教皇を決める選挙「コンクラーベ」の投票が行われ、アメリカ出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が新教皇に選出された。

教皇名は「レオ14世」。史上初となるアメリカ人教皇の誕生に世界中が注目するなか、さらに思わぬ方面から大きな関心が寄せられている――それは、彼が米ペンシルベニア州にあるビラノバ大学で数学の学士号を取得しているという点だ。

この意外な事実に着目したあるX（旧Twitter）ユーザーの投稿が、突如として世界中のネット民の心をつかみ、大反響を巻き起こしている。

投稿主は、エンジニアであり人気インフルエンサーでもあるDeedy（@deedydas）氏。彼は9日、以下のようなウィットに富んだポストを投じた。

「The new Pope has a degree in mathematics from Villanova University.This guy doesn’t just understand sin. He understands cos.（新教皇はヴィラノバ大学で数学の学位を取得している。この人はただ罪 (sin) を理解しているだけじゃない。コサイン (cos) も理解しているんだ）」

宗教用語の「sin（罪）」と三角関数の「sin（サイン）」「cos（コサイン）」をかけたこの“神がかり的”なダジャレ投稿は、瞬く間に拡散。投稿から1日足らずで6.1万リポスト、43万いいね、再生数は1260万回を超える大反響となった。

ネット上では、このジョークに触発された様々な反応があふれかえっている。

「彼は“go for Mass（ミサに行け）”を“go for Math（数学に行け）”と聞き違えたに違いない」
「これって今世紀で最高のジョークじゃない？」
「傑作！なんて素晴らしいくだらないジョークなんだ」
「罪と魂の角度の両方を計算できる教皇だ」
「彼はただあなたの罪を許すだけじゃない。グラフにするんだ」
「彼はx（未知数）とt（十字架）の両方を解く」
「どうやら信仰と数式は結局のところ共存できるみたいだ」
「彼ならバチカンの財政を立て直せる」
「彼はただX（未知数）を探すだけじゃない、X（旧Twitter）にも投稿するんだ」
「でも彼は日焼け（tan）するのかな？」

教皇レオ14世がその数学的素養をどのように生かしていくかは未知数だが、少なくともSNS上では、宗教と数字の“思わぬ交点”としてしばらく関心を集め続けることになりそうだ。