河野太郎氏、官邸幹部のオフレコ核保有発言めぐる報道に苦言「報道する姿勢が大きな問題」「オフレコの場から排除されてもしかたがない」

自民党の河野太郎衆議院議員が19日、自身のX（旧Twitter）を更新し、朝日新聞が報じた「官邸幹部『日本は核兵器保有すべき』　政権内の議論は『ない』と説明」と題した記事に言及した。

河野氏は、同記事を引用したうえで、「そもそもオフレコの場での発言を、相手の了解も取らずに報道する姿勢が大きな問題で、次からはそうしたメディアがオフレコの場から排除されてもしかたがないのでは」とつづった。

さらに河野氏は、国際会議の慣行にも言及。「多くの国際会議では、重要なクローズドのセッションは、オフレコまたはチャタムハウスというルールで行われているので、日本のメディアはオフレコのルールを守らない、あるいは日本の参加者はオフレコのルールを恣意的に運用するなどと思われたら影響は大きい。ルールはルールということを徹底できないメディアはダメだろう」と警鐘を鳴らした。

この河野氏の投稿に対し、Xユーザーからは「信頼関係でできている部分が崩れますね・・・」「ニュース観てて違和感しかなかった」「政治家の方は、裏切られる可能性も考える利口さも必要」「そもそもオフレコの場だろうが核保有だの抜かすのが論外」「とはいえさすがにオフレコでも報道すべきこともあるのでは？」など、さまざまな意見が寄せられている。