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「ABEMA(アベマ)」は29日、独占インタビュー企画『おはようロバーツ』を放送。ロバーツ監督の自宅で行われた今回のインタビューでは、2年連続50本塁打を達成した大谷選手のすごさから、ポストシーズンの戦略、難敵フィラデルフィア・フィリーズの攻略法に至るまで、本音が次々と飛び出した。

「投手と打者では違う人格」大谷翔平の強さを語る

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大谷選手がメジャー6人目となる2年連続50本塁打を達成したことについて、ロバーツ監督は「今年は投手をやりながら、打者としても昨年と同じような成績を残したのは素晴らしい」と称賛。「打者と投手では考え方が違うと思う。翔平も投手と打者では違う人格を持っている」と話した。

さらに「投手の時は攻撃的で支配的、どの球を投けるかを自分で決める」「反対に打者の時はより落ち着いて何にでも対応しようという心構え、なおかつ相手から研究や対策をされている中で安定した打撃成績を残せるのは素晴らしい」と、二刀流としての両面性に敬意を示した。

ポストシーズン構想「山本・スネル・翔平、そしてグラスノー」

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また、日本時間10月1日から始まるポストシーズンについては「理想のローテーションは山本由伸かスネルが1、2番手、翔平が3番手」「どちらにせよこの3人がエース。そしてグラスノーが4番手」と明言。シーズン終盤に不安定だったブルペンについても「正直に言えばブルペン陣はもっと良くなると信じている」とし、「ポストシーズンではブルペン全員でなく、使うのは一握りの投手。だから我々が送り込む投手はいい投球をしてくれると確信している」と語った。

難敵フィリーズ攻略「翔平がカギ」

展望では、ドジャースがフィリーズと対戦すると予想。フィリーズの主砲カイル・シュワーバーについて「シュワーバーはとてもいい打者だよ」「球界最高のバッターの1人」と評し、「彼に狙いを定めさせないように、球種を色々変えて内角を攻める必要がある」と攻略法を示した。さらに「翔平は序盤に上手く内角を攻めていた。シュワーバーにやり辛いなと思わせないといけない」と大谷選手を高く評価。「翔平が第5戦に投げてフィリーズを破る。そしてドジャースがフィリーズに勝って、ドジャースvsパドレスになると思う」と自信をのぞかせた。

息子コール選手も登場、日本の駄菓子に笑顔

インタビューの最後には“縁起の良い”日本の駄菓子が登場。「ビッグに勝つ」とかけた『ビッグカツ』や「勝って喜ぶ(よろこんぶ)」の『都こんぶ』を受け取ったロバーツ監督は「これは好き」「お気に入りだよ」「息子にも食べさせよう!」と笑顔を見せた。

そこへマイナーリーグでプレーする息子のコール・ロバーツ選手が登場。父のすすめで『都こんぶ』を食べ「マジで美味しいね」と感想を語ると、監督は「持っていっていいよ。3〜4個もらったから」と微笑んだ。親子の自然な交流が映し出され、温かな空気に包まれたインタビューとなった。

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