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元サッカー北朝鮮代表で“人間ブルドーザー”の異名をとったストライカー・鄭大世が、ABEMAのオリジナルバラエティ番組『資産、全部売ってみた』に出演。北朝鮮代表時代の葛藤や、2010年ワールドカップ南アフリカ大会での歴史的大敗について、涙ながらに胸の内を明かした。

6月11日放送の同番組では、鄭のこれまでの人生に密着。番組内では、妻・ソヒョンさんとの出会いや結婚までの道のりも紹介された。

ソヒョンさんは元大韓航空のCAで、9000人の中からトップ12人だけが乗務できる「大統領専用機」を担当するエリートだった。しかし、北朝鮮代表選手だった鄭との交際が会社に知られたことで状況は一変したという。

ソヒョンさんは当時を振り返り、上司から「大統領専用機の契約を切られたらどれだけの損失かわかるか?それをお前一人で責任取れるのか?」と迫られたことを告白。それでもプライドとキャリアを捨て、鄭との結婚を選んだという。

このエピソードにMCの小島瑠璃子は「愛の不時着ですね」と感嘆の声を上げた。

■鄭大世、サッカー北朝鮮代表時代の後悔を涙ながらに告白

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また番組では、鄭が北朝鮮代表時代について語る場面もあった。鄭は、「北朝鮮代表を見下していた」と率直に明かしたほか、「感情を我慢できないから周辺の人たちを苦しめる。北朝鮮代表では“超問題児”」と、自身の未熟さや葛藤について振り返った。

さらに話題は、2010年のワールドカップ南アフリカ大会へ。当時の北朝鮮代表はポルトガルに0対7で敗れ、大会屈指の歴史的大敗として記録されている。

鄭は試合中について、「決定機を外してイライラして。(感情を)自分を抑え込めないんですよ」と回想。ロッカールームで投げたペットボトルが味方選手に当たり、「お前のために俺らがどれだけ我慢してるか知ってんのか」とチームメートから怒号が飛び交う事態になったという。

その結果、チームの雰囲気は悪化し、後半だけで6失点を喫したと明かした。鄭は「ワールドカップで0対7の大敗。原因は僕なんですよ」と語り、「謝っても許されない」と、16年が経過した現在も消えない後悔と罪悪感を涙ながらに打ち明けた。

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