1977年刊行の有吉佐和子氏の小説『青い壺』が、世代を超えて大きな反響を呼んでいる。爆笑問題・太田光が「信じられないくらいに面白い!」と絶賛したことでも注目された同作は、2024年12月に累計60万部を突破してからも勢いが止まらず、わずか2カ月で75万部を超える異例のベストセラーに。
その人気は2025年春も継続中で、株式会社文藝春秋はさらなるプロモーションとして、東京メトロ全線(銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、副都心線、半蔵門線、南北線)にて、広告ステッカー(3300枚)の掲出を開始した。掲出期間は2025年4月1日から4月30日まで。東葉高速線や埼玉高速鉄道の車両も含まれる。
その人気は2025年春も継続中で、株式会社文藝春秋はさらなるプロモーションとして、東京メトロ全線(銀座線、丸ノ内線、日比谷線、東西線、千代田線、有楽町線、副都心線、半蔵門線、南北線)にて、広告ステッカー(3300枚)の掲出を開始した。掲出期間は2025年4月1日から4月30日まで。東葉高速線や埼玉高速鉄道の車両も含まれる。
太田光の絶賛コメントが帯に
全国の書店には、爆笑問題・太田光の「信じられないくらいに面白い!」というコメントが帯に印刷された『青い壺』が続々と入荷中だ。
このコメントは、太田が自身のラジオ番組で語ったもので、太田は『青い壺』を「信じられないくらいに面白い!」と称賛。さらに「有吉佐和子さんの作品は、なぜ今の問題をこの時代に……。しかも今より先の問題までテーマになっている。この時代(昭和51年当時)に、よくこれが書けた」と語った。その深い洞察と先見性に感銘を受けた様子だった。
このコメントは、太田が自身のラジオ番組で語ったもので、太田は『青い壺』を「信じられないくらいに面白い!」と称賛。さらに「有吉佐和子さんの作品は、なぜ今の問題をこの時代に……。しかも今より先の問題までテーマになっている。この時代(昭和51年当時)に、よくこれが書けた」と語った。その深い洞察と先見性に感銘を受けた様子だった。
『青い壺』現象、止まらず
『青い壺』は1976年に『文藝春秋』誌上で連載され、単行本を経て文庫化。しかし一度は絶版となるも、2011年に復刊。2022年末には人気作家・原田ひ香氏が「こんな小説を書くのが私の夢です」とコメントを寄せた帯がきっかけで、再び注目を集めるようになった。以降、各メディアで取り上げられ、販売部数は急増している。
『青い壺』は単なる“昭和の名作”という枠を超え、現代の社会にも通じる鋭いテーマと物語構成で、改めて「読むべき一冊」として認識されつつある。
4月の東京メトロで見かけた広告がきっかけで、手に取る新たな読者もきっと少なくないだろう。
『青い壺』は単なる“昭和の名作”という枠を超え、現代の社会にも通じる鋭いテーマと物語構成で、改めて「読むべき一冊」として認識されつつある。
4月の東京メトロで見かけた広告がきっかけで、手に取る新たな読者もきっと少なくないだろう。
<作品紹介>
無名の陶芸家が生んだ青磁の壺が売られ贈られ盗まれ、十余年後に作者と再会した時——。
定年退職後の夫婦、親の介護をする娘、遺産相続に頭を痛める妻など、人生の数奇な断面を描き出す絶品の13話!
<書誌情報>
書 名:『青い壺』
著 者:有吉佐和子
判 型:文庫判
新装版発売日:2011年7月8日
定 価:847円(税込)
ISBN:978-4-16-713710-6
Amazon:https://amzn.to/3RANFlY
Kindle版:https://amzn.to/4cm75Vh
楽天ブックス:https://a.r10.to/hkBSeO
無名の陶芸家が生んだ青磁の壺が売られ贈られ盗まれ、十余年後に作者と再会した時——。
定年退職後の夫婦、親の介護をする娘、遺産相続に頭を痛める妻など、人生の数奇な断面を描き出す絶品の13話!
<書誌情報>
書 名:『青い壺』
著 者:有吉佐和子
判 型:文庫判
新装版発売日:2011年7月8日
定 価:847円(税込)
ISBN:978-4-16-713710-6
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