ブラジル・サンタカタリーナ州ジョインヴィレ市で、炎天下の車内に放置された犬を救出するため、市の警察官が素手で車の窓を割って救出した。その様子を捉えた動画がSNS上で拡散され、大きな注目を集めている。
同市の発表によれば、事件が発生したのは4月2日、市の中心部にあるネレウ・ラモス広場付近。気温が30度を超える中、通行人が駐車中の車内に犬が取り残されているのを発見し、警察に通報した。
現場に急行した警察官は犬に呼びかけたが反応がなかったため、窓ガラスを腕で破壊し救出を敢行。その後、犬は市の動物福祉センターに搬送され、体温が約40度に達していたものの、適切な処置により現在は安定した状態にあるという。
一方で、車の所有者である飼い主は午後1時20分ごろ現場に戻ったが、動物虐待の現行犯として警察に連行された。市が設置した監視カメラの映像によると、飼い主は12時9分に車を駐車しており、犬は1時間以上も高温の車内に取り残されていたとされる。
同市の発表によれば、事件が発生したのは4月2日、市の中心部にあるネレウ・ラモス広場付近。気温が30度を超える中、通行人が駐車中の車内に犬が取り残されているのを発見し、警察に通報した。
現場に急行した警察官は犬に呼びかけたが反応がなかったため、窓ガラスを腕で破壊し救出を敢行。その後、犬は市の動物福祉センターに搬送され、体温が約40度に達していたものの、適切な処置により現在は安定した状態にあるという。
一方で、車の所有者である飼い主は午後1時20分ごろ現場に戻ったが、動物虐待の現行犯として警察に連行された。市が設置した監視カメラの映像によると、飼い主は12時9分に車を駐車しており、犬は1時間以上も高温の車内に取り残されていたとされる。
SNSで動画が拡散、イーロン・マスク氏もコメント
Teslas have automatic overheat protection to cool the car, ensuring the safety of babies and pets https://t.co/cIddZxOYql
— gorklon rust (@elonmusk) May 15, 2025
この救出劇の動画は瞬く間にSNS上で拡散され、「あれこそ本物の警察だ」「子犬を救ってくれてありがとう」「こんな人は犬を飼う資格がない」「本当にガラスを割る必要があったのか?」など、様々な声が寄せられている。
そんな中、テスラCEOのイーロン・マスク氏もXでこの動画に反応。「テスラには、車内を冷却して赤ちゃんやペットの安全を確保する自動過熱保護機能が搭載されています」とテスラをアピールした。
この投稿には「この飼い主にはテスラが必要だな」「テスラはあらゆる面で最高レベルの安全性を備えている」といった肯定的な意見が寄せられる一方で、「赤ちゃんを車内に放置しても構わないと思っているように見える」「もしその機能が故障したらどうするんだ?」といった懸念の声も上がっている。
そんな中、テスラCEOのイーロン・マスク氏もXでこの動画に反応。「テスラには、車内を冷却して赤ちゃんやペットの安全を確保する自動過熱保護機能が搭載されています」とテスラをアピールした。
この投稿には「この飼い主にはテスラが必要だな」「テスラはあらゆる面で最高レベルの安全性を備えている」といった肯定的な意見が寄せられる一方で、「赤ちゃんを車内に放置しても構わないと思っているように見える」「もしその機能が故障したらどうするんだ?」といった懸念の声も上がっている。
ジョインヴィレ市の動物虐待防止への取り組み
なお、ジョインヴィレ市では2018年より毎年4月を「動物虐待防止月間」として定めており、啓発活動や通報制度の強化に取り組んできた。2024年には、動物虐待の兆候が見られた場合、獣医師やペットショップ関係者などに通報義務を課す新法も施行されている。
同市は公式声明の中で「今回の件は、動物福祉に対する市の取り組みの重要性を再確認させるものである」と述べ、市民に対して改めて通報制度の活用を呼びかけている。
同市は公式声明の中で「今回の件は、動物福祉に対する市の取り組みの重要性を再確認させるものである」と述べ、市民に対して改めて通報制度の活用を呼びかけている。