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ABEMAのバラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』が5月1日に放送され、元メジャーリーガー・井川慶が登壇。「レッテルを貼られまくった人生」と題した授業の後半戦で、メジャー挑戦の舞台裏を語った。

■初登板で「5回7失点」 わずか1カ月でマイナー降格

阪神時代、“変人”のレッテルを貼られながらもメジャーリーグへ挑戦し、約30億円の大型契約でニューヨーク・ヤンキースへ移籍した井川。しかし、そのスタートは厳しいものだった。開幕直後の初登板で「5回7失点」と大炎上。原因については、ニューヨーク特有の寒さや乾燥により「ボールが滑ってグリップが効かない」と環境の違いを挙げた。

その後も調整がうまくいかず、わずか1カ月でマイナー降格という異例の展開となる。伊集院光も「5年契約で何十億も積んだ選手が“1カ月で降格”は相当珍しい」と語り、スタジオには驚きの声が広がった。

そんな中、井川を支えたのが当時のヤンキース主力・松井秀喜だった。井川は「だいぶ声をかけてもらいました」「ご飯に連れて行ってくれたり、妻も一緒に食事したり、本当に仲良くさせてもらいました」と振り返り、「本当に松井さんが頼りでした」と明かした。

■契約内容の誤解「マイナーには降格しないと思っていた」

また、マイナー降格については契約内容の認識違いもあったという。井川は「マイナーには降格しないメジャー契約だと思っていた」と語る一方、実際には降格が可能な契約だったことが判明。「エージェントには『ずっとメジャーで投げさせてもらえる契約なら金額は関係ない』と伝えていた」としつつ、「大きなすれ違いがありました」と振り返った。

そして「契約書はちゃんと見ておこう」と教訓を語り、スタジオからは「シンプルだな」と笑いが起きた。

■“ギャンブル疑惑”の真相 「ポーカーはスポーツなんです」

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さらに当時広まっていた“噂”についても言及。元阪神の鳥谷敬が「いろんな噂が入ってきてました」とし、「『めちゃくちゃギャンブルハマったらしい』とか、『先発じゃないと絶対投げないと言っているからメジャーに上がって来られないらしい』とか、変な噂が出回っていた」と明かすと、井川は「ギャンブルは1年目はやってないですね」と否定。

そのうえで「ギャンブルではないです。ポーカーです」「ポーカーはスポーツなんです」と主張し、吉村崇から「やってるヤツの言い訳だから!」とツッコミを受け、スタジオは笑いに包まれた。

■“ワースト1位”の屈辱とマイナーでの実績

結果が出せなかったことで「マイナーでは抑えるがメジャーでは通用しない投手」というレッテルが貼られ、ニューヨーク・ポスト紙からは「過去10年のニューヨークプロスポーツ選手ワースト1位」に選出される屈辱も味わった。

一方で、マイナーでは通算33勝の球団最多記録を樹立。伊集院は「こんなに2軍で活躍した選手はいないのに、(メジャーに)上げてもらえなかった選手もいない」と語り、その評価の難しさにも触れた。

番組ではこのほか、移籍後初キャンプでの“メジャーの洗礼”や「40人枠から解除」となった経緯、さらにプライベートで成し遂げた意外な成果、日本球界からのオファーを断った理由など、知られざるエピソードが次々と明かされた。

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