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実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏が11日、自身のX(旧Twitter)を更新。部内での暴力事案が判明した広陵高校が第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)の2回戦以降の出場を辞退した件について、改めて持論を述べた。

ひろゆき氏は、前日に投稿した、「刑法では悪事を指示した人と悪事に加担した人に責任が発生する。悪事に関与してない人まで、同じ組織に所属しただけで責任を取らされる仕組みは、法治主義の観点からも間違ってる。正しく生きて来たひとも罰を受けるなら、正しく生きた人だけ損する。どうせ罰せられるなら悪事をした方が得となる」という自身のポストを引用。

そのうえで、「『イジメを見過ごしたかもしれないから全員が罰を受けるべき』という意見は冤罪を許容する事です。日本の法は『疑わしきは罰せず』です。イジメを見過ごした証拠がない限りは、罰を与えてはいけないのです」と持論を展開。

続けて「『冤罪でも犯罪者が減るなら良い』と言う人は、冤罪で死刑になっても文句言わない人ですか?」と疑問を呈した。

このひろゆき氏の投稿に対し、ネットユーザーからは「感情が論理より優先されるのは結構怖いこと」「加害者と監督コーチが責任取って辞退して、あとの残りでやれば良かったんじゃないの?」「日本には昔から連帯責任という考え方があるので簡単には変わらない気がします」「法による厳罰と、組織やチームの罰とは意味合いが違いすぎる気がする」など、さまざまな意見が寄せられている。

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