椎名林檎の『丸の内サディスティック』の歌詞で登場する『ベンジー』の意味がわかる現役大学生はほとんどいないのでは?・・・・そんなユニークな仮説の調査結果を、仮説検証ツール「サークルアップ」を運営する株式会社RECCOOが公開した。
この調査は、元電通のプランナー・小島雄一郎氏(株式会社kojimake)とRECCOOのタイアップ企画として行われたもの。上記仮説を、サークルアップに登録している現役大学生301名を対象に検証した。
この調査は、元電通のプランナー・小島雄一郎氏(株式会社kojimake)とRECCOOのタイアップ企画として行われたもの。上記仮説を、サークルアップに登録している現役大学生301名を対象に検証した。
■椎名林檎の認知率は97%、楽曲認知も92%と圧倒的
1999年にアルバム『無罪モラトリアム』の1曲として収録された「丸の内サディスティック」は、シングルカットされていないにもかかわらず、現役大学生の認知率は驚異の92%に達した。アーティスト本人の認知率も97%と非常に高く、カラオケの定番としても広く浸透していることがうかがえる。
■ベンジーの意味がわかる現役大学生は…
しかし、その歌詞の中にたびたび登場する固有名詞や音楽用語の理解度は、大きくばらついていた。「丸の内サディスティック」に登場する主な用語は以下の通り。
1. マーシャル(アンプメーカー)
「マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ」という歌詞に登場。マーシャル・アンプはロックの定番で、ジミ・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンらが使用。音が大きくて荒々しい。
2. ラット(ギターエフェクター)
「ラット1つを商売道具にしているさ」という歌詞に登場。80年代のハードロックやグランジに使われた歪み系(ディストーション)ペダル。
3. ベンジー(浅井健一)
「ベンジーが肺に映ってトリップ」という歌詞などに登場。元BLANKEY JET CITYのボーカル兼ギタリスト。90年代日本ロックシーンのカリスマ的存在で、椎名林檎も影響を受けたとされる。
4. グレッチ(老舗ギターブランド)
「あたしをグレッチで殴って」という歌詞に登場。ロカビリーやジャズ、ロックンロール系で人気。ブライアン・セッツァーなどが愛用。
5. リッケン(リッケンバッカー製のギター/ベース)
「リッケン620頂戴」という歌詞に登場。独特の音とデザインで、ビートルズのジョン・レノンやポール・マッカートニー、オアシスなども愛用。
これらの用語の意味を現役大学生は知っているのだろうか?結果はこうなった。
1. マーシャル(アンプメーカー)
「マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ」という歌詞に登場。マーシャル・アンプはロックの定番で、ジミ・ヘンドリックスやレッド・ツェッペリンらが使用。音が大きくて荒々しい。
2. ラット(ギターエフェクター)
「ラット1つを商売道具にしているさ」という歌詞に登場。80年代のハードロックやグランジに使われた歪み系(ディストーション)ペダル。
3. ベンジー(浅井健一)
「ベンジーが肺に映ってトリップ」という歌詞などに登場。元BLANKEY JET CITYのボーカル兼ギタリスト。90年代日本ロックシーンのカリスマ的存在で、椎名林檎も影響を受けたとされる。
4. グレッチ(老舗ギターブランド)
「あたしをグレッチで殴って」という歌詞に登場。ロカビリーやジャズ、ロックンロール系で人気。ブライアン・セッツァーなどが愛用。
5. リッケン(リッケンバッカー製のギター/ベース)
「リッケン620頂戴」という歌詞に登場。独特の音とデザインで、ビートルズのジョン・レノンやポール・マッカートニー、オアシスなども愛用。
これらの用語の意味を現役大学生は知っているのだろうか?結果はこうなった。
カラオケの定番にもなっている「丸の内サディスティック」だが、その中で4回も登場する「ベンジー」の意味がわかる現役大学生はわずか11%にとどまった。
ベンジーこと浅井健一は、1990年代に一世を風靡した伝説的ロックバンド「BLANKEY JET CITY」のボーカル兼ギタリストであり、椎名林檎にも多大な影響を与えた存在として知られる。楽曲中でも「ベンジーが肺に映ってトリップ」など、象徴的にその名が使われている。
ベンジーこと浅井健一は、1990年代に一世を風靡した伝説的ロックバンド「BLANKEY JET CITY」のボーカル兼ギタリストであり、椎名林檎にも多大な影響を与えた存在として知られる。楽曲中でも「ベンジーが肺に映ってトリップ」など、象徴的にその名が使われている。
■歌詞の意味がわからなくても「感じられる」魅力
調査では、バンド経験があると答えた大学生も全体の11%であり、ちょうどベンジーの認知率と一致する結果となった。音楽や楽器に親しんでいなければピンとこない固有名詞が多いことも、その一因と考えられる。
とはいえ、楽曲全体の認知度や人気の高さは明らかであり、調査を実施したRECCOOは「言葉の意味を知らなくても楽しめてしまう。そんな洋楽のような魅力が椎名林檎さんの楽曲にはあるのかもしれません」と分析している。
とはいえ、楽曲全体の認知度や人気の高さは明らかであり、調査を実施したRECCOOは「言葉の意味を知らなくても楽しめてしまう。そんな洋楽のような魅力が椎名林檎さんの楽曲にはあるのかもしれません」と分析している。