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お笑いタレントのにしおかすみこによる新刊『ポンコツ一家 最後の2年』が、講談社から2026年9月16日に発売されることが発表された。

同作は、認知症の母、ダウン症の姉、酒に酔う父との生活や介護を赤裸々につづった人気シリーズの第3弾であり、家族の物語におけるひとつの「最終章」となる。

シリーズの原点となった連載「ポンコツ一家」が始まったのは、2021年9月のことだった。連載は、にしおかによる次の家族紹介から幕を開けた。

“家族紹介。  
うちは、
母、80歳、認知症。
姉、47歳、ダウン症。
父、81歳、酔っ払い。
ついでに私は元SMの一発屋の女芸人。45歳。独身、行き遅れ。
全員ポンコツである。
ただ、皆が皆ずっとこうだった訳ではない。
何十年かぶりに、私は実家に戻った。
まずはその理由を、いや長めの愚痴にお付き合い頂けたら、とても嬉しい。”

コロナ禍に久しぶりに実家へ帰ったにしおかが目にしたのは、ゴミ屋敷のようになった家と、明らかな異変が生じていた母の姿だった。

一家の大黒柱だった母の認知症が明らかになり、にしおかは実家での生活や介護、家族との衝突などを連載でつづってきた。連載第1回は1200万PVを超え、大きな反響を呼んだという。

これまでに新規書き下ろしを加えた『ポンコツ一家』『ポンコツ一家2年目』が刊行され、「壮絶なのに笑って泣ける」「他人事とは思えない」「にしおかさんの文才がすごい」と話題に。シリーズ累計6万8000部を記録している。

続編を望む問い合わせも少なくなかった中、3冊目となる『ポンコツ一家 最後の2年』の発売が決定した。

しかし、最新作ではこれまでのシリーズと大きく異なる出来事が描かれる。2025年11月、認知症だった母が突然亡くなったという。本書の「はじめに」で、にしおかは次のようにつづっている。

“2020年、コロナ禍。千葉の実家、そこはちょっとした「ゴミ屋敷」だった。
母の異変に気づき、まとまるはずのない家族の渦に飛び込み、溺れる。
それでも経験を積み、私はより図々しくアップデートされた。
だが、母姉父のアクの強さは、その進化を軽々と追い越してくる。
自分ファーストを掲げながら、即座に白旗を振る。そんな矛盾だらけの日常。
そして、2025年11月。母が逝った。”(「はじめに」より)

実家での同居を決め、家族との生活を続けてきたにしおかが、次に直面したのは、人間にとって避けることのできない「生死」だった。

家族にきれいごとはない。そこにあるのはリアルで、時折泣きたくなって、でも笑いと愛のある現実。本書は「壮絶だけど笑って泣ける」家族と介護の物語、第3弾にしてひとつの「最終章」となっている。
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制作作業中のにしおかさん
【書籍概要】
■タイトル:ポンコツ一家 最後の2年
■著者:にしおかすみこ
■発行:講談社
■発売日:2026年9月16日(水)
■装丁・本文デザイン:鈴木久美
■装画・挿し絵:西淑
■定価:1,870円(税込)
■仕様:四六判/256P
■ISBN:978-4-06-544679-9
Amazon:https://amzn.to/4f63IFb
楽天ブックス:https://a.r10.to/hP2WZI

【目次】
はじめに
1 ママ、しんじゃったの
2 正月を二回
3 節分の大バトル
4 救急車とどんこ
5 目印は一発屋
6 パンツ三枚はいて
7 ごみ箱のスイカ
8 お姫様と大掃除
9 障害者手帳と母子手帳
10 こもりうた
11 誕生日と料亭
12 特効薬
13 レンジ事件と家出
14 ミステリーサークルと新品トイレ
15 ゴミ出しって難しい
16 絶体絶命
17 オムツよありがとう
18 夏の必需品
19 折鶴職人
20 カイゴホケン
21 ママの誕生日
番外編 香典ドロボー
あとがき

【プロフィール】
にしおかすみこ
1974年生まれ。千葉県出身。

2007年日本テレビ「エンタの神様」で女王様キャラのSMネタでブレイク。春風亭小朝師匠の指導のもと落語に挑戦。高座名は「春風こえむ」著書には自叙伝エッセイ「化けの皮」、本書のシリーズ1冊目にあたる『ポンコツ一家』、2冊目にあたる『ポンコツ一家2年目』がある。現在ではTBS「ひるおび」、NHKラジオ「まんまる」など、コメンテーター、ラジオパーソナリティーとしても活躍中。趣味のマラソンでは、2019年にフルマラソンで3時間05分03秒、2015年ウルトラマラソン100㎞女子の部にて第2位。最近はベジタブルカービングにハマりクオリティーの高さで話題になる。「FRaU web」にて「ポンコツ一家」連載中(毎月20日公開)。

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