山尾志桜里氏公式Xより引用 (24667)

via 山尾志桜里氏公式Xより引用
元衆院議員の山尾志桜里氏が30日、自身のX(旧Twitter)を更新し、高市早苗首相に対してSNS上で見られる「媚びを売るな」といった批判に異を唱えた。

山尾氏は「高市総理に対し『媚びを売るな』の批判が散見されるけど、マジでやめてほしい。懸命に努力して成果を出した女性を何十年も貶めてきた女性蔑視の常套句じゃないですか」と指摘し、「高市総理誕生で、リベラルを自称する方々の一部が、実は『女性応援団』ではなくて『好みの女性応援団』であったことがばれちゃったという感じ」と持論を展開。

さらに山尾氏は、表情や態度の受け止め方をめぐる言説にも言及し、「『眼差し』とか『笑顔』とか見る人の感性でどうとでもとれる振る舞いに『女性の媚』とレッテル貼りして、一職業人を侮辱する言説には、全く共感できない」とつづった。

一方で、高市首相の外交姿勢について、「そりゃ、それぞれ我が国の総理にこうあって欲しいという強い気持ちがあるのは分かります。私だって、今回の会談は高市政権の大成果だと思う一方で、ノーベル平和賞推薦は余分だったんじゃないかとか、今後はどこかで橋本龍太郎的な『日米対等』アピールが見たいとか、各論レベルでは色々あります」と、自身の考えを述べた。

最後に、「ただ、国民として感じる期待も懸念も、高市総理が女性であることは何ら関係ない。そこの建前を立て直さないと、日本のリベラル言説は説得力を完全に失うと思う。正念場では」と締めくくった。

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