山尾志桜里氏が13日、自身のX(旧Twitter)を更新し、辻元清美氏による高市早苗首相の「台湾有事答弁」をめぐる投稿に対し、苦言を呈した。
辻元氏は12日、高市首相の「台湾有事答弁」に関する答弁資料が開示されたとして、同資料を添付したうえで、「やっぱり、あの答弁は高市総理の個人的見解であり、官僚が書いたのではないことが明らかになりました。岡田議員は詳細に質問通告をしており、政府も従来の政府見解にそったやりとりを想定していたことがわかります」とつづり、問題の答弁が高市首相の“アドリブ”的なものであることを指摘した。
辻元氏は続けて、「資料からわかったことは、①高市総理の『戦艦を使って〜どう考えても存立危機事態になり得る』という台湾有事をめぐる答弁は、官僚が作成したものではなかった。②官僚作成の答弁資料では、むしろ『台湾有事という仮定の質問にお答えすることは差し控える』と、具体的なことにふみこまないよう、はっきりと書いてあった」と説明し、「答弁資料(台湾有事という仮定の質問には答えない)を高市総理は採用せず、いわゆる『台湾有事答弁』が出されたことがわかりました」などと投稿した。
山尾氏は、この辻元氏の投稿を引用したうえで、「大臣には『紙を読むな』事務方には『紙を差し入れるな』。閣僚に自分の言葉で語らせる国会議論を追求してきた立憲民主が、こと中国問題になると党をあげて『紙を読め』とな!」と、立憲民主党の姿勢に疑問を投げかけた。
続けて山尾氏は、「総理は官僚作文に縛られろというなら、官僚に質問したらいい。毎回同じ答弁がもらえること間違いなし」と皮肉を込め、「台湾問題だけは縛られろというのかもしれないが、それこそ中国に忖度して国会議論の自主規制を呼びかけるようなもの。中国が怒れば日本が止まる、こんな成功体験をアシストしないでほしい」と訴えた。
さらに、「そもそも日本の国会議論のレッドラインを中国に設定される筋合いは全くない。なのに日本の議員がそのレッドラインがあるかのように反応して、ラインを上書きして、日本の国会議論や政策選択の余地を狭めていくのは、見ててしんどいものがあります」とつづり、日本側が自ら議論の幅を狭めている現状を問題視した。
最後に山尾氏は、「むしろ今やってほしいのは脱中国依存の供給網構築であり、市場の分散であり、威圧に屈さずデリスキングに成功した例えば豪との連携であり、在中邦人の安全に対する真剣な警戒。政策を狭めるのでなく、広げてほしいんですよね」と訴えた。
辻元氏は12日、高市首相の「台湾有事答弁」に関する答弁資料が開示されたとして、同資料を添付したうえで、「やっぱり、あの答弁は高市総理の個人的見解であり、官僚が書いたのではないことが明らかになりました。岡田議員は詳細に質問通告をしており、政府も従来の政府見解にそったやりとりを想定していたことがわかります」とつづり、問題の答弁が高市首相の“アドリブ”的なものであることを指摘した。
辻元氏は続けて、「資料からわかったことは、①高市総理の『戦艦を使って〜どう考えても存立危機事態になり得る』という台湾有事をめぐる答弁は、官僚が作成したものではなかった。②官僚作成の答弁資料では、むしろ『台湾有事という仮定の質問にお答えすることは差し控える』と、具体的なことにふみこまないよう、はっきりと書いてあった」と説明し、「答弁資料(台湾有事という仮定の質問には答えない)を高市総理は採用せず、いわゆる『台湾有事答弁』が出されたことがわかりました」などと投稿した。
山尾氏は、この辻元氏の投稿を引用したうえで、「大臣には『紙を読むな』事務方には『紙を差し入れるな』。閣僚に自分の言葉で語らせる国会議論を追求してきた立憲民主が、こと中国問題になると党をあげて『紙を読め』とな!」と、立憲民主党の姿勢に疑問を投げかけた。
続けて山尾氏は、「総理は官僚作文に縛られろというなら、官僚に質問したらいい。毎回同じ答弁がもらえること間違いなし」と皮肉を込め、「台湾問題だけは縛られろというのかもしれないが、それこそ中国に忖度して国会議論の自主規制を呼びかけるようなもの。中国が怒れば日本が止まる、こんな成功体験をアシストしないでほしい」と訴えた。
さらに、「そもそも日本の国会議論のレッドラインを中国に設定される筋合いは全くない。なのに日本の議員がそのレッドラインがあるかのように反応して、ラインを上書きして、日本の国会議論や政策選択の余地を狭めていくのは、見ててしんどいものがあります」とつづり、日本側が自ら議論の幅を狭めている現状を問題視した。
最後に山尾氏は、「むしろ今やってほしいのは脱中国依存の供給網構築であり、市場の分散であり、威圧に屈さずデリスキングに成功した例えば豪との連携であり、在中邦人の安全に対する真剣な警戒。政策を狭めるのでなく、広げてほしいんですよね」と訴えた。
大臣には「紙を読むな」事務方には「紙を差し入れるな」。閣僚に自分の言葉で語らせる国会議論を追求してきた立憲民主が、こと中国問題になると党をあげて「紙を読め」とな!
— 山尾志桜里 (@ShioriYamao) December 13, 2025
総理は官僚作文に縛られろというなら、官僚に質問したらいい。毎回同じ答弁がもらえること間違いなし。… https://t.co/dSLy0zWRJ4

