1月1日(火)、お正月恒例の「芸能人格付けチェック2020お正月スペシャル」(テレビ朝日系)で、前人未到の個人62連勝という記録を打ち立てた、「絶対に間違えない男」GACKT。チームを組んでいた鬼龍院翔さんが間違えた際の高速スライディング土下座も注目されたが、番組冒頭での特別インタビューで明かしたその「勝ち方」の哲学がツイッターやSNSで話題になっている。
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「出演しない、という選択肢はアリですか?」と格付けチェックのスタッフに相談するなど、「1ヶ月前から胃が痛くなる」ほどのプレッシャーを感じていることを明かした。視聴者を驚かせたが、それでも出演する理由を語ったGACKT。

「自分が知らないことでも、知らないからできないじゃなくて、勉強すればできるんだってことを見せたいなって」

数年前、格付けチェックで盆栽の問題が出た時に、実は盆栽のことをよく分かっていなかったGACKTは、その後に盆栽の猛勉強を始め、「そのうち盆栽協会から資料が送られてくるようになった」とも話していた。

知らない、分からない、できない、で片付けるのではなく、常に「知識のアップデートはしています」と語るGACKTの、「知識と経験が誰にも奪われることない一番の財産だと思いません?」という言葉に、「名言。しびれた」「座右の銘にする」「深すぎる」と賞賛のコメントが多数寄せられた。

実は、今回、番組の冒頭インタビューでGACKTが語った格付けチェックで連勝をし続けるためにルーティンとして取り組んでいることこそが、GACKT著『GACKTの勝ち方』に書かれている。

GACKTさんの日々の生活の中で、もっとも具体的な行動はたった一つだと言う。

【怠らないこと】

何を怠らないか?それは【自分が選択したものに対して】だ。では、どう選択するか?方法は簡単。【迷ったら、しんどい方】を選択するのだそうだ。つまり、【常にツラい方を選択し、怠らない】それがGACKTの日常基盤となっているのだ。だからこそ今回も、プレッシャーから迷っていた格付け番組への出演を決め、怠らない日々の努力の結果、個人記録を62連勝まで伸ばすことができたのだろう。

「ボクは、やはり昭和の古いオトコ。勝負はケンカと同じ。絶対に勝ちに行く。勝つために必要な行動を取り続ける。【負けず嫌い】などという言葉さえ薄っぺらい」


本の中でそう語るGACKTは、「負けず嫌いな奴に、ボロ勝ちをする。だからこそ、勝ち方にもこだわる」と言い切っている。

周りから「あぁオレもGACKTになってみたい」と言われた際、そんな言葉にはこう答えているらしい。

「GACKTやるって、マジで大変だけど。覚悟ある?」

GACKTは大好きな米を20年、一度も口にしていないという。同じく大好きなラーメンも年に一度。食という快楽も日に一回。朝は必ずトレーニングをし、終わらせなければならない仕事も日々山積みだという。たくさんの人がGACKTの判断を待っている。ミスは許されない。自分で決めたことは必ず遂行する。ハードワークかつストイックと言われる、気の抜けない日々。

「やってみるか?そんなに簡単じゃない」

「GACKT様」が年明けのトレンドワードにもなり、1月11日(土)には「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)にも出演予定など、世間を賑わせ続けるGACKTさん。昨年発売され早々に10万部を突破した、『GACKTの勝ち方』も再び話題となり、amazon人気ランキングで上位になるなど、売り上げを伸ばしている。また、これまで検討中となっていた『GACKTの勝ち方』特別版(GACKTさんが『GACKTの勝ち方』全文を朗読したCD付き)の発売が本日、正式に決定した。自宅で寝る前、車で移動中、通勤時など、イヤホンやスピーカーを通してGACKTさんの声で語りかけられるように「勝ち方」のレクチャーを受けられるのは、ファンならずとも贅沢に感じるのではないだろうか?「できない、は無い」「ラクを捨てる」「関わる全ての人にカッコいいって思ってもらえる自分自身でいる」など、「勝ち方」の哲学が詰まっている。

すべらない話ではどんな「勝ち方」を魅せてくれるのだろうか。

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