アメリカ国内を運航していたデルタ航空の旅客便で、思わぬ“密航者”が原因で機内が大混乱に包まれる騒ぎが発生した。
騒動は、5月25日、ミネソタ州のミネアポリス・セントポール国際空港を出発予定だったデルタ航空2348便(マディソン行き)において、離陸準備中、機内で1羽の鳩が発見されたことに端を発する。乗客の通報により、当該の鳩は地上係員によって機外へと連れ出され、一件落着かと思われた。
しかし機体がターミナルを離れた直後、再び通路を悠然と歩く別の鳩が発見された。近くにいた乗客が捕獲を試みた瞬間、鳩は突然飛び立ち、客室内を旋回し始めた。乗客の一部は驚きのあまり悲鳴をあげ、機内には一瞬パニックと混乱が広がった。機長は安全確保のため、ゲートへと引き返す判断を下した。
この一連の騒動を実際に体験した乗客のトム・コー氏は、自身のSNSで当時の様子を詳細に記している。投稿によれば、最初の鳩が連れ出された際、客席から拍手が起き、近くにいた少女が「撫でていい?」と尋ねる一幕もあったという。
また、機長が「鳩のせいでゲートへ戻る」と管制塔に連絡した際、相手の管制官が「そんな理由は初めてだ」と返答したのに対し、機長が「私にとっては今夜2回目です」と返したというユーモラスなやり取りも紹介されている。
フライトは最終的に56分遅れて離陸し、無事に目的地であるウィスコンシン州マディソンのデーン郡地域空港へと到着。コー氏は「鳩は空を飛ぶのに疲れて、おやつが欲しかったのだろう。でもこの便、短すぎてスナックも出ないのにね」と冗談交じりに締めくくっている。
騒動は、5月25日、ミネソタ州のミネアポリス・セントポール国際空港を出発予定だったデルタ航空2348便(マディソン行き)において、離陸準備中、機内で1羽の鳩が発見されたことに端を発する。乗客の通報により、当該の鳩は地上係員によって機外へと連れ出され、一件落着かと思われた。
しかし機体がターミナルを離れた直後、再び通路を悠然と歩く別の鳩が発見された。近くにいた乗客が捕獲を試みた瞬間、鳩は突然飛び立ち、客室内を旋回し始めた。乗客の一部は驚きのあまり悲鳴をあげ、機内には一瞬パニックと混乱が広がった。機長は安全確保のため、ゲートへと引き返す判断を下した。
この一連の騒動を実際に体験した乗客のトム・コー氏は、自身のSNSで当時の様子を詳細に記している。投稿によれば、最初の鳩が連れ出された際、客席から拍手が起き、近くにいた少女が「撫でていい?」と尋ねる一幕もあったという。
また、機長が「鳩のせいでゲートへ戻る」と管制塔に連絡した際、相手の管制官が「そんな理由は初めてだ」と返答したのに対し、機長が「私にとっては今夜2回目です」と返したというユーモラスなやり取りも紹介されている。
フライトは最終的に56分遅れて離陸し、無事に目的地であるウィスコンシン州マディソンのデーン郡地域空港へと到着。コー氏は「鳩は空を飛ぶのに疲れて、おやつが欲しかったのだろう。でもこの便、短すぎてスナックも出ないのにね」と冗談交じりに締めくくっている。
Loose pigeons cause havoc on plane before take-off. #Pigeon #Airplane #BBCNews
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