St. Tammany Parish Sheriff's Office Facebook (20764)

via St. Tammany Parish Sheriff's Office Facebook
アメリカ・ルイジアナ州セント・タマニー郡で、交通違反の取り締まり中に見せたある警官の思いやりが、人々の心を温めている。

セント・タマニー郡保安官事務所(St. Tammany Parish Sheriff's Office)の公式Facebookによると、今月5日、ダスティン・バイヤーズ副保安官は高速道路21号線でスピード違反の車両を停止させた。運転していた男性は、家族の葬儀へ向かう途中だったという。

悲しみの中で身なりを整える余裕もなかったのだろう、男性はネクタイの結び方がうまくいかず困っていた。するとバイヤーズ副保安官は、迷うことなくその場で彼のネクタイを整える手助けをした。違反切符は切られたかもしれない。しかし、彼は「忘れられない優しさ」を受け取った――そんな出来事だった。

保安官事務所の投稿には、「思いやりは、路肩にもちゃんと存在する」とのメッセージが添えられている。

この出来事には多くの人々が心を動かされ、Facebookには数千件の「いいね!」とともに、思いやりを称えるコメントが相次いでいる。

「些細なことに見えても、結局はそういう“小さなこと”が一番心に残る。親切にするのに、お金はかからないのよ」

「彼にとって、そのちょっとした優しさは一生忘れない出来事になると思う。きっと今日一日を乗り越える支えになったはず」

「すべての警官が冷たくて怒っているわけじゃないって、こういう話で思い出させてくれる。ありがとう」

「この警官さん、昇給してほしいレベル」

「これぞ最高の地域密着型の警察活動だね」

警察官のさりげない行動が、多くの人々を感動させたようだ。「これはまさに、今私たちが求めている警察の姿だと思う」そんなコメントの一つが、この出来事を象徴しているのかもしれない。

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