1月27日(月)(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのステープルズ・センターにて、世界最高峰の音楽の祭典「第62回グラミー賞授賞式」が開催され、その模様をWOWOWが生中継で放送した。

史上最年少で主要4部門にノミネートされたビリー・アイリッシュが、主要4部門全ての受賞を含む5部門の受賞で今回最多となった。主要4部門全てを受賞したのは、1981年に開催された第23回で受賞したクリストファー・クロス以来の快挙となる。また、ビリー・アイリッシュの兄・フィニアスは、最優秀プロデューサー(ノン・クラシック)を含む、同じく5部門での受賞となった。一方、最多8部門にノミネートされていたリゾは3部門での受賞となった。
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その他、注目の受賞者としては、グラフィックデザイナー/ディレクターの小池正樹が最優秀ボックス/スペシャル限定盤パッケージで第50回の同部門で受賞して以来、今回で2度目の受賞となった。

最優秀ジャズ・アンサンブル・アルバムに『Dancer In Nowhere』でノミネートされていた挾間美帆のほか、ノミネートされていた日本人の受賞は惜しくも今回は叶わない形となった。

授賞式後、主要4部門を含む5部門の受賞で今回最多となったビリー・アイリッシュから受賞のコメントが届いた。
※インタビューはビリー・アイリッシュ、フィニアスの両方が参加
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Q;おめでとうございます。あなたが次に目指しているものは何ですか?
ビリー:次は何かって?今は分からないわ。私が考えてるのは、今この瞬間を味わうことだけ。でも理性的になって考えてみるけど、次が何になるかは分からない。私がその時にやりたいと感じることをやるだけかな。その時の気分に合わせてやると思う。

Q;今回の受賞は、あなた達のファンにとってどんな意味があると思いますか?
ビリー:オーマイゴッド、すごく意味があるといいな。
フィニアス:僕にとって、7~13歳の時に聞いて育った音楽は、僕にとって永遠に最も重要な音楽であり続けてる。だからその年齢の子供達が僕達のところに来て、僕達が彼らが一番好きなアーティストだとか言ってくれる度に、それが彼らにとってどれほど意味があるか、僕には分かるんだ。だから、彼らが今回の受賞を祝ってくれているといいなと思う。今回の結果は彼らのおかげだからね。
ビリー:それから、このアルバムは、私達が育った実家のベッドルームで作ったの。マスターベッドルームとリビングルームでもね。だから、マジで何だって可能だってことなのよ(笑)

Q:ベッドルームで作っていた時は、アワードのことは考えていないと言っていましたが、あなた方の音楽が人々と強力なコネクションを築いていることは、いつ頃気づかれましたか?
フィニアス:自分が作った曲を発表した時に、一番僕にとって意味があるのは、自分に近い人達の意見なんだよね。僕が最初に気づいたのは、ジェームズ・コーデンが「Bad Guy」を走り回りながら歌っていたのを見た時かな。「オーマイゴッド!みんなが本当に僕達の曲を知ってる、クレイジーだ!」って思った。ちょっと驚きだったよ」
ビリー:私が気づいたのは、沢山の人達に影響を与えていて、「ヤバイ!」って思ったわ。

◆◆◆◆[主要4部門 受賞結果!]◆◆◆◆
<年間最優秀レコード>「Bad Guy」ビリー・アイリッシュ
<年間最優秀楽曲>「Bad Guy」ビリー・アイリッシュ
<年間最優秀アルバム>「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」ビリー・アイリッシュ
<最優秀新人賞>ビリー・アイリッシュ

◆◆◆◆◆【WOWOW番組情報】◆◆◆◆◆
「第62回グラミー賞授賞式」 1月27日(月)よる10:00[WOWOWプライム] ※字幕版
リピート放送!「第62回グラミー賞授賞式」 3月24日(火)よる10:30[WOWOWライブ] ※字幕版
グラミー賞授賞式の最新情報は番組特設サイトへ! https://www.wowow.co.jp/music/grammy/

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