玉木雄一郎氏公式Xより引用 (23536)

via 玉木雄一郎氏公式Xより引用
国民民主党代表の玉木雄一郎氏が27日、自身のX(旧Twitter)を更新し、自民党総裁選をめぐる小泉進次郎陣営の“ステルスマーケティング(ステマ)問題”について私見を述べた。

玉木氏は冒頭、「小泉陣営の今回のステマ問題は、陣営だけでなく、自民党全体に対する信頼を大きく揺るがす事案だ」と書き出し、「牧島かれん議員は、小泉陣営の『総務・広報班』の班長を辞任したようだが、同氏は元デジタル大臣であり、現在の自民党のネットメディア局長である」と指摘。ネット戦略を担う要職にある人物が関与していた点に疑問を呈した。

続けて玉木氏は、「今回のようなことが明らかになると、国政選挙でも自民党はステマを行なっているのではないかと疑わざるを得なくなる」と述べ、自民党内の高市早苗候補に対してさえ“誹謗主張めいた書き込みを指示していた”ことを挙げた上で、「他党や他党の候補者にも同様の工作を行なっていても不思議ではない。私や国民民主党だって、その対象だった可能性がある」と危機感をにじませた。

さらに、7月に行われた参院選でのニコニコ動画の党首討論会でコメント機能が閉じられていたことに触れ、「当時は開ければいいのにと思ったが、今回のようなことがあれば閉じて正解だったかもしれない」と振り返った。

最後に「他国からの選挙への影響力操作(インフルエンス・オペレーション)に対抗しなければならない時に、政権与党が自国民に対してステマをやっているとしたら、お話にならない」と断じ、「今回、自民党は、思った以上に大きなものを失っている。我が党の榛葉幹事長が指摘したように、自民党は今回の事案についてしっかり検証を行い、その結果を公表すべきだ」と訴えた。

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