野口健氏公式Xより引用 (24557)

via 野口健氏公式Xより引用
登山家の野口健氏が24日、自身のX(旧Twitter)を更新し、秋田県で相次ぐ熊による人的被害に対し、危機感を示した。

野口氏は、ABS秋田放送が報じた「東成瀬村でクマに襲われた男性が死亡 搬送時は意識不明の状態 ほかの3人は搬送時意識あり」と題した記事を引用し、「ここまでくるともはや自衛隊の力を借りないと国民の生命を熊から守れないのかもしれない」とつづった。

さらに、26日には、対策の具体化に踏み込み、「陸上自衛隊の空挺レンジャー部隊はどうなのだろうか。想定外の任務となれば特殊部隊が最も適しているのではと素人考え」と持論を展開。

続けて、「いずれにせよ、このままの状態が続けば、冬を迎える前にあと何人もの人々が襲われてしまうのか……想像しただけでゾッとさせられる。もはや熊が可哀想という次元ではない」と危機感をあらわに。

最後に、「秋田市の秋田駅周辺にまで熊が降りてくるとは唖然。猟友会だけではまず対策が追いつかないだろう。国民の生命を守るためにも、異例中の異例だとは思いますが、自衛隊の皆さんに助けを求めるのが最善と考えます」とつづり、現行の枠を超えた対応の必要性を訴えた。

この野口氏の投稿に対し、Xユーザーからは「熊撃ち用の火器もノウハウも無いので、どの部隊を投入しても今すぐは厳しいと思います」「野生動物に対処するノウハウが無いのは自衛隊も警察も同じですから、まずは猟友会の協力のもと警察のSWATの火力を動員すべき」「熊の相手は、人間相手の戦闘とは異なります。経験豊富なベテランハンターでなければ、駆除は、無理です」など、現実的な対応の難しさを指摘する声が多く寄せられている。

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