漫画家の倉田真由美氏が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、男性が妊婦体験ジャケットを着用する取り組みをめぐり、私見を述べた。
発端となったのは、佐賀県、宮崎県、山口県の知事らが7.3キロ(妊娠7カ月相当)の妊婦体験ジャケットを着用し、仕事や家事を行う様子を収めた動画「知事が妊婦に」である。この動画は2016年、九州・山口地域が実施した「ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン」の一環として制作されたもので、男性の家事・育児参加を促す目的があった。
しかし、この動画が最近になってX上で再拡散されると、「税金を使ってやることなのか」「本当に妊婦の大変さが分かるのか」といった批判的な声が一部で巻き起こった。
こうした中、倉田氏はXで「『妊婦体験』もパフォーマンスでしかない。実際の妊娠は身体の中、体内の変化なので、『外側に重いものをつける』とはまったく違う。それっぽく見えるだけの体験をして分かった気になられることに、なんの意味があるのだろうか」と、“妊婦体験”に疑問を呈した。
さらに続く投稿では、「お腹におもりをつけた男性に『妊婦さんは大変だとよくわかったよ』とか言われても、『は?』としか思えん」と、強い言葉で違和感を示した。
この倉田氏の投稿に対し、Xユーザーからは「ほんの少しだけ体験しただけで分かった気になってもらっては困る」「わかります。出産前、体内で3キロ前後の赤子が内臓を押しやりながら動いてるのに、外付けのおもりでわかったふりをされるのきっつい」「お腹の重さだけ理解されても」といった意見が寄せられている。
発端となったのは、佐賀県、宮崎県、山口県の知事らが7.3キロ(妊娠7カ月相当)の妊婦体験ジャケットを着用し、仕事や家事を行う様子を収めた動画「知事が妊婦に」である。この動画は2016年、九州・山口地域が実施した「ワーク・ライフ・バランス推進キャンペーン」の一環として制作されたもので、男性の家事・育児参加を促す目的があった。
しかし、この動画が最近になってX上で再拡散されると、「税金を使ってやることなのか」「本当に妊婦の大変さが分かるのか」といった批判的な声が一部で巻き起こった。
こうした中、倉田氏はXで「『妊婦体験』もパフォーマンスでしかない。実際の妊娠は身体の中、体内の変化なので、『外側に重いものをつける』とはまったく違う。それっぽく見えるだけの体験をして分かった気になられることに、なんの意味があるのだろうか」と、“妊婦体験”に疑問を呈した。
さらに続く投稿では、「お腹におもりをつけた男性に『妊婦さんは大変だとよくわかったよ』とか言われても、『は?』としか思えん」と、強い言葉で違和感を示した。
この倉田氏の投稿に対し、Xユーザーからは「ほんの少しだけ体験しただけで分かった気になってもらっては困る」「わかります。出産前、体内で3キロ前後の赤子が内臓を押しやりながら動いてるのに、外付けのおもりでわかったふりをされるのきっつい」「お腹の重さだけ理解されても」といった意見が寄せられている。
「妊婦体験」もパフォーマンスでしかない。実際の妊娠は身体の中、体内の変化なので、「外側に重いものをつける」とはまったく違う。それっぽく見えるだけの体験をして分かった気になられることに、なんの意味があるのだろうか。 https://t.co/lH67ys8aS6
— 倉田真由美 (@kuratamagohan) December 19, 2025

