2023年にオートレースで高額な払い戻しを受けたにもかかわらず確定申告をしなかったとして、岐阜市の51歳男性が脱税の疑いで国税局に告発されたことが明らかになった。男性は公営オートレースの「モトロトBIG」で3億6000万円以上の払い戻しを受けたにも関わらず、必要なおよそ1億8200万円を申告しなかったという。

この報道を受け、ネット上では「脱税は許されるべきではない」「税金はきちんと払うべき」と当然の意見が出る一方で、公営ギャンブル全般における税金制度に関する疑問や不満の声も上がった。「ギャンブルで当たった分に課税されるのは仕方ないが、負けた分が経費として控除できないのは不公平だ」との意見や、「ハズレ馬券が経費として認められないのはおかしい」とする声が多かった。さらに、「ギャンブルの払戻金から税金を引かれて、その後当選金にも税金がかかるのは二重課税だ」という指摘も見られた。

一部のユーザーは、「宝くじのように非課税にすべきだ」という意見を示し、公営ギャンブルにおける税制の見直しを訴える声が強くなっている。また、ネット投票で高額配当を得た場合は税務署に把握されやすい点についても、「ネット投票だからバレたのでは」といった意見があり、税務署の監視体制に不満を持つ声も上がった。

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