ビックリマン史上初の生成AI名刺サービスが誕生！ “世界に一つだけ”の名刺が作れる

株式会社ロッテは11日、アル株式会社と共同開発した生成AIサービス「ビックリマンAI名刺メーカー」を、2025年12月16日（火）から40日間限定で提供すると発表した。ビックリマン悪魔VS天使シリーズ40周年を記念した施策であり、「ビックリマン史上初」となる取り組みである。

「ビックリマンAI名刺メーカー」は、ユーザーが自身の顔写真をアップロードすると、生成AIがビックリマンの世界観に合わせたデザインへと変換し、その画像を公式キャラクターと一緒に配置した名刺デザインとして生成するサービス。“自分自身がビックリマンの世界に参加したような体験”を味わえるのが特徴で、生成された名刺は実際に購入することも可能だ。

名刺サイズは48mmの正方形で、素材は紙。ビジネスシーン、友人間、趣味のコミュニティ、推し活など、幅広い用途での利用が想定されている。

ロッテとアルは本企画を共同で開発。アルは生成AIを活用したサービス開発を行ってきた企業であり、今回の名刺メーカーにはその技術力が活用されているという。両社は、長く愛されてきた「ビックリマン」というブランドにテクノロジーを融合させ、“物語の中の登場人物になる”ような新たな体験価値の創出を目指した。

ロッテの企画担当者は次のようにコメントしている。

「ビックリマンは1977年誕生時から変わらず『人をビックリさせる・ドッキリさせる』にこだわり続けてきたブランドです。
時代が変わり、テクノロジーが進化しても届けたい想いは変わらず、その時代だからこそ提供できるビックリ価値へ変換することを常に意識しています。その中で、今回アルさんとは、生成AIという分野で提供できる新たなビックリする価値を約半年間にわたって追求してきました。“世界に一つだけ”の名刺を作れる『ビックリマンAI名刺メーカー』という素晴らしい企画を誕生させることができました！
ビックリマン悪魔VS天使シリーズ40周年というメモリアルイヤーに、ビックリマンの未来ともなる本企画をぜひお楽しみください。」

ビックリマンチョコ＜悪魔VS天使シリーズ＞は2025年に40周年を迎える。1977年発売当初は、子どものいたずら心を刺激する「どっきりシール」が封入されていたが、1985年の「悪魔VS天使シリーズ」が大ヒットし、一大ブームを形成。ピーク時には年間約4億個を販売し、アニメ化やマンガ化もされるなど、社会現象となった。

今回のAI名刺メーカーは、40周年を彩る新たな挑戦として、ビックリマンの新たな魅力を届ける試みとなりそうだ。