4月30日の日テレ系「news zero 改元の瞬間SP」にて嵐の櫻井翔が、衆議院議員の小泉進次郎氏と対談した。

小泉純一郎元総理大臣の次男で自民党所属の国会議員である進次郎氏。この日の改元特番では、VTRの中で櫻井と進次郎氏が対談する場が設けられたのである。

進次郎氏が初当選した2009年以来、インタビューの場などで接点のあった両者。この日の対談では、進次郎氏が嵐の活動休止について質問をする場面が。

すると櫻井は、「あの決断っていうのは、あくまでも自分たちのため、自分たちのためでしかない。なんだけど、テレビ見てたら会見を受けて(ある人が)『これってアイドルの働き方改革なんじゃないか』ってことを言ってくださったんですよ」と語ったのだ。

櫻井は、嵐の活動休止に関する世間の反応で、「アイドルの働き方改革」という声を耳にしたと明かす。

自民党所属の進次郎氏との対談ということで、自公政権下で成立された“働き方改革関連法”を引き合いに出し、嵐の活動休止が働き方改革だという世間の受け止めがあったことを報告した櫻井だ。

櫻井は、「ある程度の期間を設定し、グループとしての休みに入る。っていうのを我々が成立させなかったら、これが働き方改革だとするなら、後に続く人が出てこなくなっちゃう。その責任はある程度あるな、と思ってるんですよね」と語り、自身らにそのつもりはなかったが、芸能界の働きすぎに一石を投じた形になったと明かしていた。

これには進次郎氏も「いちアイドルグループの選択じゃなくて、新しい時代の社会の選択の一つ」だとし、櫻井の意見に頷く。

櫻井は「どこまでいっても、僕の背中、看板には嵐を背負っていくつもりだから、5人とも。一時的に休むなかで、色々考えることは確かにある」と続け、嵐のあり方については熟慮していかなければならないという口ぶりだったのである。

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