嵐の二宮和也がパーソナリティーを務めるラジオ「Bay Storm」(bayfm)6月17日放送回で、木村拓哉から二宮へのメッセージが流れた。

6月17日の二宮の誕生日近辺の放送では、毎年二宮とリスナーには誰からかは伏せた状態で、仕事の関係者らから寄せられた誕生日祝いのボイスメッセージが流される。昨年はV6の岡田准一からのメッセージだった。

誕生日当日の放送となった今年。二宮はドラマ「ブラックペアン」の撮影中ということで、「これはもうわかってるよ、ドラマの人でしょ。あんなに緑山(TBS緑山スタジオ)に来てるから。ついでに録っちゃおう、いいですかー、ポーンみたいな感じだよ絶対」と、撮影に訪れたスタッフがついでにドラマの関係者からメッセージをもらっただろうと推測する。

しかし蓋を開けてみると、流れてきたのはネイティブらしい発音で歌い上げられる「Happy Birthday to You」。「えー、カズさん、ニノ、どっちで呼べばいいのか…」とメッセージが読まれ始めると、二宮は「あ!木村くんじゃん!」と、木村拓哉からのメッセージだと気付いた。

映画撮影中にゲームへの思い語られ「ウケた」

「今日はニノにしとくわ。お誕生日おめでとうございます」と木村がお祝いの言葉を述べると、二宮は「わーすごい!木村くん所行ってきたの?すごいね」と、木村からメッセージをもらってきたスタッフに驚いた様子を見せる。

「ニノの中では今回の誕生日、どんな感じなんですかね?」「周りの皆さんが『いやもう30代も後半だからさ、とか、40代迎えたら早いもんでさー』とか、もちろん人それぞれのとらえ方っていうのがあると思うんですけど。自分が毎年誕生日を迎える時の、人が投げかけてくれる気持ち?おめでとうって言ってくれるその気持ちのつながってる感じが、僕は毎年すごく嬉しくて。歳を取るって割とみんながマイナス的な感じでとらえてる部分は僕はあんまりないんですよね」

と、自身の「誕生日観」を明かしつつ、「きっとニノもそんな深いことは考えてないと思うんすけど。そんなことよりきっと自分のゲームの今の状態だったりとか」と言い、「すいません、そうっすね」と二宮を笑わせていた。

二宮とは、共演した映画「検察側の罪人」(8月24日公開)の撮影中に「普段何やってんの?」「いや、ゲームやってますよ」という会話があったそう。

「へぇ、そうなんだ」と返すと、「いやすごくないっすか?村救えるんすよ」と意外と熱く語られ、「あ、結構そういう面もあるんだなっていうね。あのサプライズはウケたんですけど」と振り返った。

そんな二宮について、木村は「ちゃんと自分自身、自分がやるべきこと、自分が向き合うことをしっかりとらえて、真正面からちゃんと向き合ってるニノを『ブラックペアン』とかを見ながらちゃんと僕は感じ取っていますので。引き続き『やる時にはやる』っていう。すごいその印象があるんすよ。年下とか、嵐のメンバーっていうのももちろんそうなんだけど」と評価する。

さらに「ニノと共演させてもらって、非常に自分の中で深い印象に残ったのが『安心』っていう一言だったので。本当に安心させてくれる後輩の一人に僕はとらえてます」と、二宮にとっては嬉しいだろう言葉も飛び出した。

木村からはブラックペアンに差し入れも「すごいいっぱいくれた」

「本当に誕生日おめでとうございました。木村拓哉でした!」との言葉でメッセージが終わると、二宮は「はぁー…すごくないっすか?」と漏らし、大物からのメッセージに拍手する。

「最終回だな、今日をもって。あの、あの、あの(キムタク)ですよ?いやこれ大変だよ」と、ビッグネームからのお祝いに恐縮した様子だ。

「後でありがとうございましたって言わなきゃ。わー嬉しい、すごく嬉しい」と感激しきりの二宮だが、誕生日も来るかな、じゃあ今年。(0時)ジャストん時にメール来るかな」と、ちゃっかりお祝いメールにも期待していた。

木村からは「ブラックペアン」への差し入れもあったそうで、「すごいよねぇ。何人でドラマ撮ってると思ってんですかってぐらいいっぱいくれた。すごいくれた」とのこと。

「別にさぁ、後輩が(作品)やったら全ての現場に差し入れするってことではないと思ってる。俺は好かれてると思ってる。『好かれてる後輩だからこそ送ってあげよう』っていう思いで受け取ってる。後輩みんなに絶対送ってないよあんなの。こいつ好きだって思ってる後輩の現場にしか俺は差し入れしてないって、そういう認識で俺は受け取った」と、木村が自分を好いてくれているからこその差し入れだ、と自負しているようだ。

最後には、「木村さんメッセージいただきまして、木村くん、本当にね、ありがとうございました」と、改めて感謝の意を表していた。

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