福岡女子大学は7月3日、2029年度入学(2028年度受験)から、トランスジェンダー女性の学生を受け入れると公式ホームページで発表した。これまで「女子」に限られていた出願資格に、ジェンダーアイデンティティとして女性であるトランスジェンダーを含めることを明記した。
同大学は1923年、日本初の公立女子専門学校として創設された歴史を持つ。女性への高等教育機会が著しく限られていた時代に「志ある女性の学びの場」を提供することを目的に開学し、その後も「女性リーダーの育成」を基本理念に掲げ、時代の変化に柔軟に対応してきた。
発表文では、「女性性及び男女性別の概念は大きく変化し、性の多様なあり方が社会に受け入れられつつあります」とした上で、「公立大学として女子高等教育を行う本学が、女性の多様なあり方を包摂する歩みを進め、志あるすべての女性に本学固有の学びへの扉を等しく開いていくことは、一つの使命である」との認識を示した。
また、トランスジェンダー女性の受け入れにとどまらず、「人や文化をはじめとする様ざまな多様性(ダイバーシティ)への理解を深め、互いに尊重し合うことができるよう、時宜を得た教育と支援を展開し、多様性を包摂する社会づくりに貢献していかなければなりません」とつづった。
今後は、受け入れに向けて「トランスジェンダー学生を含む本学の全ての女子学生が共に学ぶための環境を整えてまいります」とし、「この過程と新しい環境での学びは、本学が標榜する感性豊かでグローバル・マインドを持つ人材の育成とともに、多様性を包摂する社会の実現に貢献するものと信じます」との考えを示した。
同大学が今回発表した「トランスジェンダー女性」とは、「身体的性に基づく戸籍上の性別は男性であるが、女性としてのジェンダーアイデンティティを持つ人」を指すとしている。
同大学は1923年、日本初の公立女子専門学校として創設された歴史を持つ。女性への高等教育機会が著しく限られていた時代に「志ある女性の学びの場」を提供することを目的に開学し、その後も「女性リーダーの育成」を基本理念に掲げ、時代の変化に柔軟に対応してきた。
発表文では、「女性性及び男女性別の概念は大きく変化し、性の多様なあり方が社会に受け入れられつつあります」とした上で、「公立大学として女子高等教育を行う本学が、女性の多様なあり方を包摂する歩みを進め、志あるすべての女性に本学固有の学びへの扉を等しく開いていくことは、一つの使命である」との認識を示した。
また、トランスジェンダー女性の受け入れにとどまらず、「人や文化をはじめとする様ざまな多様性(ダイバーシティ)への理解を深め、互いに尊重し合うことができるよう、時宜を得た教育と支援を展開し、多様性を包摂する社会づくりに貢献していかなければなりません」とつづった。
今後は、受け入れに向けて「トランスジェンダー学生を含む本学の全ての女子学生が共に学ぶための環境を整えてまいります」とし、「この過程と新しい環境での学びは、本学が標榜する感性豊かでグローバル・マインドを持つ人材の育成とともに、多様性を包摂する社会の実現に貢献するものと信じます」との考えを示した。
同大学が今回発表した「トランスジェンダー女性」とは、「身体的性に基づく戸籍上の性別は男性であるが、女性としてのジェンダーアイデンティティを持つ人」を指すとしている。