立憲民主党の石垣のりこ参院議員が25日、自身のX(旧Twitter)を更新し、高市早苗首相の所信表明演説中に野党からヤジが飛び交った問題について、私見を述べた。
石垣氏はまず、「国会でのヤジについて、『子どもに見せられない』『教育上よくない』といった批判がしばしば聞かれます。日頃から『人の話はきちんと聞きなさい』と子どもに教えている大人にとっては、テレビで議員たちが総理や閣僚の発言にヤジを飛ばす姿を見せられたとき、説明に困るのかもしれません」と指摘。
その上で、「しかし、子どもへの教育と国会における議論とは、目的も立場もまったく異なります。確かに『人の話を聞く』ことは大切ですが、国会は意見の違いを前提とした政治の場であり、議員は国民の代表として、政府の方針に疑義や不満を感じるとき、それを表明する責任を負っています。その表現の一つが『ヤジ』です」と持論を展開。
「もちろん、人格攻撃や差別的な言葉は許されませんが、政策や答弁への即時的な反応としてのヤジまでを、単に『無作法』と切り捨ててしまうのは、議会制民主主義の理解として浅いのではないでしょうか」とヤジの意義を訴えた。
石垣氏は最後に、「むしろ、大人に問われているのは『人の話を聞くこと』と同時に、『理不尽やごまかしに対して声を上げること』の両方の価値を、どう教えるかではないかと思います」と締めくくった。
この石垣氏の投稿に対し、Xユーザーからは「所信表明演説は、演説を聞く機会(国民も)であって議論の場ではない。声を上げるのはあの場ではない」「百歩譲って非公開の議論であればまだしも、首相所信表明はそもそも議論ではない」「それ子供に納得させられますか?無理でしょ」「国会議員なら意見があるなら質疑の場で質問するのが筋です」といった厳しい声が多く寄せられている。
石垣氏はまず、「国会でのヤジについて、『子どもに見せられない』『教育上よくない』といった批判がしばしば聞かれます。日頃から『人の話はきちんと聞きなさい』と子どもに教えている大人にとっては、テレビで議員たちが総理や閣僚の発言にヤジを飛ばす姿を見せられたとき、説明に困るのかもしれません」と指摘。
その上で、「しかし、子どもへの教育と国会における議論とは、目的も立場もまったく異なります。確かに『人の話を聞く』ことは大切ですが、国会は意見の違いを前提とした政治の場であり、議員は国民の代表として、政府の方針に疑義や不満を感じるとき、それを表明する責任を負っています。その表現の一つが『ヤジ』です」と持論を展開。
「もちろん、人格攻撃や差別的な言葉は許されませんが、政策や答弁への即時的な反応としてのヤジまでを、単に『無作法』と切り捨ててしまうのは、議会制民主主義の理解として浅いのではないでしょうか」とヤジの意義を訴えた。
石垣氏は最後に、「むしろ、大人に問われているのは『人の話を聞くこと』と同時に、『理不尽やごまかしに対して声を上げること』の両方の価値を、どう教えるかではないかと思います」と締めくくった。
この石垣氏の投稿に対し、Xユーザーからは「所信表明演説は、演説を聞く機会(国民も)であって議論の場ではない。声を上げるのはあの場ではない」「百歩譲って非公開の議論であればまだしも、首相所信表明はそもそも議論ではない」「それ子供に納得させられますか?無理でしょ」「国会議員なら意見があるなら質疑の場で質問するのが筋です」といった厳しい声が多く寄せられている。
国会でのヤジについて、「子どもに見せられない」「教育上よくない」といった批判がしばしば聞かれます。
— 石垣のりこ 【参議院議員/宮城県】 (@norinotes) October 25, 2025
日頃から「人の話はきちんと聞きなさい」と子どもに教えている大人にとっては、テレビで議員たちが総理や閣僚の発言にヤジを飛ばす姿を見せられたとき、説明に困るのかもしれません。…

