image:衆議院インターネット審議中継より引用 (19947)

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お米の価格高騰が社会的関心を集めるなか、小泉進次郎農林水産大臣が5日の衆院農林水産委員会で行った発言が、インターネット上で大きな注目を集めている。「前年比500%」という印象的なフレーズがトレンド入りし、ネット上ではさまざまな反応が飛び交った。

この日の委員会で、国民民主党の村岡敏英議員から「流通過程が米の高騰を起こしている原因の一つだと考えられます」「これからどのような改革をしていく方針なのか教えていただければ」という趣旨の問いかけがなされた。

これに対し、小泉大臣は「小売側からも、他の食料品と比べて米の流通は極めて複雑怪奇だと、そしてブラックボックスがあるといった指摘が多々寄せられています。まずこの米の流通はどういった状況なのかを可視化させたいと思っています」と返答。

さらに、小泉大臣はコメの流通構造の中での利益構造にも言及し、こう続けた。

「社名は言いませんけども、卸売の大手の売上高・営業利益、これ見ますと、ある会社は売上高は前年比120%を超え、営業利益はなんと対前年比500%ぐらいです。他の大手卸売も営業利益は250%超えてますね。やはり、こういったことも含めて、よくお考えいただきたいと思っております」

この小泉大臣の発言に対し、ネット上では「よくぞ発表してくれました」「社名も公開すべきでしょう」「流通過程でこんなに利益が膨らんでいるのは納得できない」「前年次第で営業利益が5倍くらいになることはある」「なんで当期純利益でいわないの?」「資本主義社会なんだから利益追求で叩くのはおかしい」など、様々な意見が殺到している。

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