おたる水族館公式Xより引用 (17175)

via おたる水族館公式Xより引用
北海道小樽市の人気観光スポット・おたる水族館が23日に公式X(旧Twitter)を更新。無料で貸し出しているベビーカーが行方不明になっていると明かし、波紋を広げている。

「当館にて無料でお貸出しているベビーカーが2/4(日)と3/17(月)に2台が相次いで行方不明になりました。このような事が続きますと、今後の貸出について考えなければなりません。ご来館時、ベビーカーなどを使用された場合、正面入口へご返却をお願い致します。」

相次ぐ“ベビーカーの消失”に、水族館は無料貸出の継続に懸念を示しており、制度の見直しも視野に入れていることがうかがえる。

同水族館の公式サイトによると、同館では対象年齢1ヶ月〜48ヶ月の子どもを対象に、館内限定でベビーカーを無料で貸し出している。

広がるネットの怒りと提案

この投稿に対し、X上では大きな反響が起こっている。多くのユーザーが「無料だからといって持ち帰るなんてひどい」「善意を裏切る行為」と怒りをにじませた。

「ベビーカーには大きく『おたる水族館内用』と書くべき」「GPSやエアタグを仕込んだ方がいい」「身分証明書の提示と、連絡先記入は必須」「デポジット制度を導入して返却時に返金するべき」という具体的な提案も飛び交った。

性善説で成り立つ仕組みが壊れる時代

おたる水族館の無料ベビーカー貸出は、子連れ客への思いやりから始まった善意のサービスである。しかし、それが一部の利用者によって悪用されつつある現実に、多くのネットユーザーが落胆しているようだ。

「他の施設でも同様の問題が起きている。もう性悪説で対処するしかない」「性善説はもう通用しないので、貸出をやめるか、レンタル料を取るべき」という現実的な意見も寄せられている。

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