社会学者の古市憲寿氏が20日、自身のXを更新し、街中の裸婦像をめぐる議論に言及した。
古市氏は、読売新聞オンラインが報じた「街の裸婦像は時代にそぐわない? 撤去の動き、各地で…小学生『見ていて恥ずかしくなる』」と題した記事を引用。
そのうえで、「記事中の高山陽子教授の『公共空間に女性の裸像がたくさん置かれているのは日本だけ。欧州やアジアでは美術館の敷地内や庭園に限られる』というコメントがさすがに嘘すぎて笑ってしまう。新聞だからコメントが編集されたのかと思ったら同様の主張を何度もしている方のよう」と苦言を呈した。
古市氏は続けて、「ローマにもパリにもブリュッセルにも街の真ん中に裸婦像がある。アジアの寺院には裸の女性像が当たり前に描かれている」と指摘。投稿にはイタリア・トレヴィーゾの街中に設置された裸婦像の噴水写真を添付した。
また、「公共空間」の定義についても疑問を呈し、「UNなどの定義を参照するまでもなく、通常公共空間とは誰もがアクセス可能な場所とされ、庭園も公共空間と解される。もし庭園が公共空間でないといいたいなら、そのことを操作的に示さないとならない」と指摘。
さらに、教授が公開している研究ノート「公共空間における女性の彫刻に関する一考察」についても「何ら緻密な比較をしたものではなかった。ほぼただの経験談に近いものだった」と厳しく評した。
古市氏は最後に「もし裸婦像が問題とされるなら、天使像も撤去されるべき、となるよね」と皮肉を込めて結んでいる。
古市氏は、読売新聞オンラインが報じた「街の裸婦像は時代にそぐわない? 撤去の動き、各地で…小学生『見ていて恥ずかしくなる』」と題した記事を引用。
そのうえで、「記事中の高山陽子教授の『公共空間に女性の裸像がたくさん置かれているのは日本だけ。欧州やアジアでは美術館の敷地内や庭園に限られる』というコメントがさすがに嘘すぎて笑ってしまう。新聞だからコメントが編集されたのかと思ったら同様の主張を何度もしている方のよう」と苦言を呈した。
古市氏は続けて、「ローマにもパリにもブリュッセルにも街の真ん中に裸婦像がある。アジアの寺院には裸の女性像が当たり前に描かれている」と指摘。投稿にはイタリア・トレヴィーゾの街中に設置された裸婦像の噴水写真を添付した。
また、「公共空間」の定義についても疑問を呈し、「UNなどの定義を参照するまでもなく、通常公共空間とは誰もがアクセス可能な場所とされ、庭園も公共空間と解される。もし庭園が公共空間でないといいたいなら、そのことを操作的に示さないとならない」と指摘。
さらに、教授が公開している研究ノート「公共空間における女性の彫刻に関する一考察」についても「何ら緻密な比較をしたものではなかった。ほぼただの経験談に近いものだった」と厳しく評した。
古市氏は最後に「もし裸婦像が問題とされるなら、天使像も撤去されるべき、となるよね」と皮肉を込めて結んでいる。
記事中の高山陽子教授の「公共空間に女性の裸像がたくさん置かれているのは日本だけ。欧州やアジアでは美術館の敷地内や庭園に限られる」というコメントがさすがに嘘すぎて笑ってしまう。
— 古市憲寿 (@poe1985) August 19, 2025
新聞だからコメントが編集されたのかと思ったら同様の主張を何度もしている方のよう。… https://t.co/rQ6Y4zLSox pic.twitter.com/yXA9KU6J4x