古市憲寿氏、石破首相の演説に苦言「嘘だったら有権者をバカに」「誰にも刺さらない」

社会学者の古市憲寿氏が11日、自身のX（旧Twitter）を更新し、自民党広報の公式Xアカウントが投稿した石破首相の演説に対して厳しい見方を示した。

自民党広報は10日、石破首相の演説動画を添えたうえで、「石破総裁 演説 日本の国益は断固として守り抜く 私たちは国益のために何かを犠牲には致しません コメを犠牲にすることなく 農業を犠牲にすることなく 自動車産業を犠牲にすることなく この関税交渉、なんとしても守り抜きます あなたの1票を自民党へ」などと投稿した。

これに対し、古市氏は「もし本気でこんなことを思っているなら譲歩を全面否定した最悪の交渉姿勢だし、嘘だったら有権者をバカにしてることになる。よくこんな誰にも刺さらない動画を広報で出そうと思えるよなあ。広報チームの中に隠れ野党支持者がいるんだろうか」と私見をつづった。

この古市氏の投稿に対し、Xユーザーからは「ホントそう思う。支持率下がって焦っているのか、最近の言動はもう滅茶苦茶」「他国に譲歩するなんてこと言えるわけないでしょしかも選挙前に」「トランプさんに対する駆け引きの一貫では？」「でも相手も最悪の交渉姿勢だけどね」など、さまざまな声が寄せられている。