リュウジ氏、“味の素忌避”に異議「避けて通るのがどれだけ大変で不便か」

料理研究家のリュウジ氏が30日、自身のX（旧Twitter）を更新し、「味の素」をめぐる議論に言及した。

発端となったのは、リュウジ氏がXで、自身が監修した鍋スープが累計100万個出荷されたと報告した際、あるXユーザーから「買いたいけどうちには子供がいてリュウジさんレシピのグルタミン酸ナトリウム（味の素）大量の物は食べさせたくない。どうせ大量に入ってるよね」という意見が寄せられたこと。

これに対し、リュウジ氏は「適量は入ってますよ」と前置きしたうえで、「でもそれをいうと、ほかの市販の鍋つゆも、ほんだしも、めんつゆも、マックやカップラーメン、ベーコンやちくわなどの練り物、カニカマも、なんなら学校給食も一切使ってないものはないと思います。それを避けて通るのがどれだけ大変で不便かという事も教えてあげてください」と応答し、過度な“味の素忌避”に異を唱えた。

さらにリュウジ氏は自身の経験を交えて、「僕の周りにも外食や買い食いはするな！！という両親の元で育った子がいて、マックで買い食いなどは断ってる子がいましたが、正直かわいそうだという感想しか残りませんでした」と投稿。

最後に、「過剰摂取はよくありませんが、程度というものを考えた方が生きやすくなるのでは…と個人的には思います」と締めくくった。