料理のレシピや生活情報を紹介する「オレンジページnet」のX(旧twitter)公式アカウントが10日、同サイトに不適切な内容の広告が表示されていたとして謝罪した。これは、一部ユーザーから、同サイトに表示されていた広告の一部に性的な内容の広告が含まれているとの指摘を受けたことによるものだ。

公式の謝罪文によると、同サイトでは複数の広告ネットワークを利用しており、本来は各ネットワーク側の審査やフィルタリングによって不適切な広告は排除される仕組みだという。しかし今回、その審査をすり抜けた広告が表示される事態となり、現在は各広告ネットワークに対して掲載停止を要請するとともに、原因の究明も進めているとのことだ。運営側は「読者の皆様には不快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ございません」と謝罪した。

ネット上では迅速な対応を称賛

この迅速な対応に対して、SNSでは読者から称賛の声が相次いでいる。

あるユーザーは「ありがたい。子供に安心して提案できるページは貴重」とコメント。また、別のユーザーは「ちゃんと謝れるの本当に凄い。他のサイトはみんなシラ切るんだよね」と、企業としての誠実な対応を評価した。

さらに、「こうやって声明を出してくれると助かる。今後はオレンジページで見ようって思える」といった声や、「安心して子供と一緒にレシピを見られます。ありがとうございます。やっぱり品格のある企業は違いますね」との意見も見られた。

一方で、「フィルタリングされているのなら、さらにシステムの最適化をお願いしたい」と、今後の改善に期待する声もあった。

今回の件では、企業に直接的な非がないにもかかわらず、即座に謝罪と対応を行ったオレンジページnetの姿勢が、多くの利用者に安心感を与えたと言えるだろう。
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オレンジページ公式Xアカウントより引用

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