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歌人の俵万智さんが5日、自身のX(旧Twitter)を更新し、日常的に多用されている「させていただく」という日本語の表現について私見を述べた。

俵さんは投稿で、「『させていただく』の使い過ぎ問題…元祖は『当選の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます』かな」と切り出した。

続けて、「でもこの場合は、応募者全員に当落のお知らせをしないことへの申し訳なさみたいなのが出るから、アリだと思う。会議でも、まだ全員が揃っていないような時とかは、始めさせていただく」と、具体例を添え“許容範囲”について言及した。

この投稿には、Xユーザーから「これずっともやもやしてました!」「あー、納得感ある説ですね。『させていただく』には発話者に気が引ける要素がある」「もうみんながそういう使い方をしているので間違いとは言えないのではないでしょうか!?」「させていただく、は申し訳なさというニュアンスがありますので、使い勝手がいいのですよね」「いたしますで済むケースが多いんですよね」など、さまざまな声が寄せられている。

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