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漫画家の倉田真由美氏が10日、自身のX(旧Twitter)を更新し、男性管理職への生理痛体験の促進をめぐり、私見をつづった。

倉田氏は、産経ニュースの公式Xアカウントが投稿した「男性管理職に生理痛体験促進 東京都女性活躍条例案『事業者の責務』で松本明子副知事答弁」と題した記事ポストを引用。

同アカウントは、「生理痛の疑似体験は、女性の健康課題に理解を深めるとして一部の企業で行われており、参加者の下腹部に筋電気刺激(EMS)の電極を装着し、子宮の収縮による痛みを再現する」と記事内容を紹介していた。

これに対し倉田氏は、「他人の身体に痛みを与える権利など誰にもない。また、痛みを実際に感じなければ他人の痛みが分からないわけでもない。いろいろおかしい」と疑問を呈した。

この倉田氏の投稿に対し、Xユーザーからは「こんなくだらない体験よりも、相手の立場に寄り添う気持ちや想像力を育む方がよほど大切だと思います」「人によって痛みの質やレベルも違うから、これで完全に疑似体験ができるわけではないはず」「わざわざ体験させなくても想像力を働かせていたわれる人間を育てる方に金やエネルギーを注力して欲しいっすね」「おじさん達は女性の痛みに思いを馳せない人が多いからなあ…」といった声が寄せられている。

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