ドローンを使い、東京スカイツリーのタワーすれすれを回転しながら急降下して撮影されたとみられる映像が、ネット上で大きな物議を醸している。
投稿者はアメリカを拠点に活動する映画制作者・Joel Elman氏。彼は東京滞在中に撮影したとみられる映像をSNSに投稿し、絶景を捉えたとして注目を集めたが、ドローンがスカイツリーの展望台付近や構造物すれすれを飛行する様子に日本のネットユーザーが驚愕。事態は“炎上”状態となっている。
投稿者はアメリカを拠点に活動する映画制作者・Joel Elman氏。彼は東京滞在中に撮影したとみられる映像をSNSに投稿し、絶景を捉えたとして注目を集めたが、ドローンがスカイツリーの展望台付近や構造物すれすれを飛行する様子に日本のネットユーザーが驚愕。事態は“炎上”状態となっている。
航空法違反の疑いも
航空法に基づき、都内の市街地の多くを占める「人口密集地」や「地表または水面から150m以上の空域」でドローンを飛行させる場合は、国土交通大臣の事前許可が原則として必要となる。今回のドローン飛行は事前許可を得ていなかったとみられ、航空法に違反する疑いが指摘されている。
ネット上で批判の声が殺到
今回の映像について、ネットユーザーからは「危険すぎる」「スカイツリー展望台のガラスにでも当たったら大惨事だった」「あの重量の物体が墜落したら死亡者が出てた可能性もある」「事故が発生しなくて幸いだったが、許せない危険行為」「どうみても高度150m以上で航空法違反だ」といった批判が殺到している。
「映像自体は素晴らしい」「映像作品としては圧巻の迫力」と映像そのもののクオリティを評価する声が一部にあるものの、「映える映像の裏に法令違反があるなら意味がない」「映像制作に携わる者なら、その国の法律を事前に調べるのが常識」といった意見が圧倒的だ。
一部報道によれば、国土交通省は現在、航空法違反の疑いもあるとみて、警察に相談中だという。
「映像自体は素晴らしい」「映像作品としては圧巻の迫力」と映像そのもののクオリティを評価する声が一部にあるものの、「映える映像の裏に法令違反があるなら意味がない」「映像制作に携わる者なら、その国の法律を事前に調べるのが常識」といった意見が圧倒的だ。
一部報道によれば、国土交通省は現在、航空法違反の疑いもあるとみて、警察に相談中だという。