10月17日のフジ系「何だコレ!?&林修ドリル 日本のナゾを解明!合体SP」にVTR出演した俳優・あおい輝彦が、ジャニーズの原点を明かした。

現在のいわゆる“ジャニーズ”の原点となったグループこそ、初代“ジャニーズ”。そのメンバーだったあおいは、ジャニーズというグループの誕生について「少年野球のチームだった」と切り出したのだ。

あおいは「子供のころ、ワシントンハイツという米軍のキャンプ地があった。その中で少年野球チームが練習をやってたんです」と説明。

現在でも休日になれば運動場で少年野球チームが練習している姿があるが、当時のジャニーズはまさに野球チームそのものであり、そのチームの監督こそがジャニー喜多川社長だったという。

そんなある日、「練習をしようと思ったら雨が降ってきて。『映画でも観に行こうか』といって観た映画が、当時大ヒットしていた『ウエスト・サイド物語』だったんです」とあおいは語る。

1961年のアメリカ映画『ウエスト・サイド物語』。当時、『ウエスト・サイド物語』といえば、500日以上に渡って劇場上映されていたというから大大大ヒット映画だ。

それを見た野球チーム・ジャニーズの面々は「みんな、大感激して。ジャニーさんにお願いして、野球の練習がだんだんミュージカルの練習になっていった」とのこと。

すっかり“野球よりもミュージカルだ!”となってしまったジャニーズはその後の男性アイドル史の礎となった。

球児たちが白球よりも追うことに夢中になったミュージカルの世界。その原動力はいまも、ジャニーズのなかで息づいていることだろう。

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