2月7日深夜放送のラジオ「Kis-My-Ft2 キスマイRadio」(文化放送)は、宮田俊哉と玉森裕太がパーソナリティー担当だった。

「ハンター」から逃げ切って賞金を獲得する、大規模な鬼ごっこの番組「run for money 逃走中」(フジテレビ系)1月6日放送回に宮田が出演したが、これについてリスナーから「放送されなかった部分のお話を聞かせてください」とのメールが寄せられた。

何としても爪あとを残してやりたかった

「見たよ、見た見た」という玉森に、宮田が「反響が色々あって。どうだった?」と聞くと、玉森は「バラエティーだしそっちの方(キャラ)に徹したんだなっていうのはわかるじゃない、見てて。こういうキャラでこの番組をやったんだなって。けど、結構叩かれてたよね。いいも悪いもあったよね」とぶっちゃける。

逃走中にはSexy Zoneの松島聡、ジャニーズWESTの神山智洋も出演していたが、二人が捕まった際「何で俺を守らず捕まってんの?」「後輩たちダメだな」などと言い、逃走者たちに課される「ミッション」も他の人任せにするなど、「汚れ役」な言動が目立ち、Twitterなどで宮田を悪く言う視聴者もいた。

宮田は放送時は叩かれていると知らなかったようだが、「友達から送られてきて、何それ?そんな叩かれてんの?みたいな。気になって見ちゃって」とのこと。玉森は「宮田ってキャラを知らない人は、あれ初見だったら『おいおいどうした』ってなるかもしれないね」とフォローする。

「俺たちなかなかのバラエティー畑で育ってきたわけじゃない。何としても爪あと残してやろう」と考えたという宮田。収録前、松島、神山と「せっかくジャニーズ3人出てるし、違うグループだから何かやりたいね」「みんなでミッションやるとか電話つないで、演出じゃないけど、俺たちで展開考えていかないとダメだよね」と相談したそう。

結果、「ヒーロータイプ」の神山は「ミッションガンガン行きますわ」と決め、松島からは「正統派に行ってみたい」と話が。そして宮田が「じゃあ俺ちょっとヘタレるわ」とキャラを作ったという。

3人で結託して何かすることも考えていたようだが、電話をかける前に神山も松島も捕まってしまい、「俺一人!?どうしよっかな、みたいな。それで(ヘタレキャラに)徹していこう」と決めた宮田。それが「想像以上に叩かれ」てしまったのだ。

批判の書き込みを見た宮田は、「その日なかなか寝付けなくて一人で深酒をするという」夜を送ったそうで、玉森から「メンタル弱!」と笑われていた。

玉森親からもツッコミ「宮っちマジヘタレ!」

一度は落ち込んだらしい宮田だが、「叩かれてもいいんだよ。印象に残ったら勝ちなんだよ」と吹っ切れた様子だ。玉森も「記憶に残ってるわけですから、その人たちの。俺は別にいいと思うけどね。わかってる人はわかってるからさ」と、宮田のバラエティー番組での頑張りに理解を示していた。

1月から行われている舞祭組のコンサートツアー「舞祭組村のわっと!驚く!第1笑」のMCでの発言から、「逃走中の宮田のキャラはヤラセだったのでは」との憶測も流れていたが、宮田は「ヤラセじゃなくて個人的な演出です!」と否定。

「目立ちたいんだもん。宮田なりの演出です」「ヤラセみたいになるのが嫌だから、マジで違うし、勝手な演出だったってことだけ伝わればいい」と、「番組側から言われたキャラではない」と断言していた。

今回は残念ながら叩かれてしまった宮田だったが、玉森から「また(逃走中から)お声かかったらどうする?」と聞かれると「ヘタレやっちゃうよね!」と返し、不屈のバラエティー精神を見せていた。

ちなみに玉森の親も逃走中を見ていたそうで、「宮っちに伝えといて、『マジヘタレ』って」とメールが来たという。宮田は「いいねぇ!ありがたい視聴者だわ」と笑っていた。

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