嵐の松本潤が7月29日放送の『関ジャム 完全燃SHOW ゴールデン2時間SP』(テレビ朝日系)に出演。昨年7月に亡くなったジャニー喜多川との思い出を語った。

嵐のコンサートの演出に携わっている松本。この日の放送では、ジャニーさんが鑑賞した自身のコンサートを振り返る場面があった。東京ドームでのコンサートを控え、ジャニーさんに3回ほど誘いの電話をしたという松本。ジャニーさんは何かと理由をつけて断っていたが、最終日には来ていたそうで、松本は「パッと見たらジャニーさんが座ってて。いたんですよ。アンコールまでその日いて、最後まで観てて。演出がかってるんですよ。行かない行かない詐欺からの本当に来たレアキャラ(笑)」と振り返った。

ジャニーさんが嵐のコンサートに足を運んだのは久々だったそうで、松本は「最後まで観てたからうれしいなと思って。終わって電話したら『ありがとう』って言われたんですよ」と回顧。それに妙に感動してしまったという松本は「いろんな意味だと思うんだけど、感謝された、って思って。なかなかそんな言葉言われたことないから、それはうれしかったですね」と感慨深げに語った。

結局、そのコンサートがジャニーさんが観た嵐の最後のコンサートだったそう。横山裕は「誘ってくれてありがとう、と、ライブ観ていろんな思いがあったんやろうね」としみじみ。松本は「あのときのテーマが、まさに『自分たちの想いを繋ぐ』、みたいな、『継承』みたいなのもテーマだったから。若い子たちに自分たちが繋げられることがあるんだったら、何かできたらいいなって思うね」と心境を語った。

さらに「それで走り続けた自分たち息子というか、子どもたちが、こんな風にファンの人たちを喜ばせてるんだ、っていうのにグッときたってことだと思うんだけどね」とジャニーさんの「ありがとう」という言葉の意味を推測。松本は「僕は完全にジャニー喜多川がいたから僕がいる。そのレール上に乗っかってる人間」と噛み締めていた。

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