バンクーバー五輪銅メダリストで、来季も現役続行を表明しているフィギュアスケーター高橋大輔が、トータルコーディネーターを務めるマンション「SKYCOURT D-iberte ASAKUSA(スカイコート ディベルテ浅草)」が完成。4月17日、高橋は内覧会で報道陣に向け、自ら物件を案内した。
高橋は昨年、不動産分譲・販売のスカイコート株式会社の創立50周年記念プロジェクト「D-Color」のトータルコーディネーターに就任。「スケーターでなければ建築家になりたかった」と語っていたことがきっかけで声がかかり、13階建てのマンション「SKYCOURT D-iberte ASAKUSA(スカイコート ディベルテ浅草)」をトータルコーディネートするに至った。「最初は、部屋のコーディネートかと思っていたんです。マンションをまるごと一棟と聞いて驚きましたが、ぜひ挑戦したいと思いました」。
同マンションが位置するのは、東武スカイツリーライン「浅草」駅より徒歩7分、東京メトロ銀座線「浅草」駅より徒歩 8分の立地。全35戸で、1KのA/Bタイプ24戸、1LDKのCタイプ10戸、ルーフバルコニー付き1LDKのDタイプ1戸を擁する。3階以上の部屋からは、東京スカイツリーも臨める。「外階段からも、とてもいい感じに東京スカイツリーが見えます」。
この日、高橋は、11階の1101号室(1LDK)を紹介。「こういうの、やったことないので緊張します」と少し照れた表情を浮かべながらも、こと細かにこだわりを説明した。
玄関を入ったところには、家を出る前に身だしなみをチェックできるように鏡を取り付けた。その奥には、「アウトドア系の人の荷物やベビーカーも入ります。僕は、スーツケースをたくさん持っているのですが、そういった大きなものも収納できればと」と、大きめのシューズクローゼットを確保。また至る所にコンセントの多さにもこだわった。トイレのペーパーホルダーの上には、スマートフォンを置ける場所を備えている。部屋の一部には、アクセントクロス(ベースカラーの壁紙とは別のクロス)を使用。「アクセントクロスが入ると広く見えると、テレビで言っていたので(笑)」。個室とLDKの間の扉は、扉を開き切ることで、ワンルームをしても使えるようにデザインした。外装のコンセプトは赤、黒、白の3色。建物上部には、赤で『d』の文字を横にした意匠を施しているが、そのタイルの色は、「イメージ通りの色が出るまで、3、4回、焼き直してもらいました」という。
住む人をイメージしながらコーディネートを行ったという高橋は、「ここ(1101号室)は、いちばんシンプルな部屋です」と解説。1KのA/Bタイプについては1人暮らしの女性をイメージしているそうだ。キッチンタイルやバルコニーの床の色は、部屋タイプによって変化を持たせた。「パネルの色を選んでいる時がいちばんわくわくしましたね(笑)」。
最上階の1フロア1住戸の部屋は、「独身貴族のイメージです(笑)。バルコニーもかなり広いので、たくさんパーティーをしてほしいですね」。バルコニーからは、東京スカイツリーや浅草寺、晴れた日には富士山も見えるという。
また、以前のイベントで、購入者へのサプライズとして、それぞれの部屋のどこかに「隠れ大輔」をしのばせることを明かしていたが、「僕がデザインさせていただきました。隠れすぎていて、もしかしたら傷かなと思うか人もいるかもしれませんが、すべての部屋に用意しています。お楽しみに」と語った。
最後に、記者からマンショントータルコーディネートの感想を問われた高橋は、丁寧に言葉を選びながらこう答えている。
「マンションは、住む人が気に入ってくれるかどうかが大切です。自分のカラーを押し出さずに、それぞれの色をそれぞれの部屋で持って欲しいという思いで、コーディネートしました。自由な発想で楽しくアレンジして、よりよい生活を送ってもらえたらと思っています。今回のコーディネートを通して、さまざまなことを学びました。現役を続けながら別のことに挑戦すること、また、限られた予算や条件のなか、モノを作りあげることも良い経験になりました。これからもどんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思っています」
※高橋選手の「高」ははしご高が正式です。
同マンションが位置するのは、東武スカイツリーライン「浅草」駅より徒歩7分、東京メトロ銀座線「浅草」駅より徒歩 8分の立地。全35戸で、1KのA/Bタイプ24戸、1LDKのCタイプ10戸、ルーフバルコニー付き1LDKのDタイプ1戸を擁する。3階以上の部屋からは、東京スカイツリーも臨める。「外階段からも、とてもいい感じに東京スカイツリーが見えます」。
この日、高橋は、11階の1101号室(1LDK)を紹介。「こういうの、やったことないので緊張します」と少し照れた表情を浮かべながらも、こと細かにこだわりを説明した。
玄関を入ったところには、家を出る前に身だしなみをチェックできるように鏡を取り付けた。その奥には、「アウトドア系の人の荷物やベビーカーも入ります。僕は、スーツケースをたくさん持っているのですが、そういった大きなものも収納できればと」と、大きめのシューズクローゼットを確保。また至る所にコンセントの多さにもこだわった。トイレのペーパーホルダーの上には、スマートフォンを置ける場所を備えている。部屋の一部には、アクセントクロス(ベースカラーの壁紙とは別のクロス)を使用。「アクセントクロスが入ると広く見えると、テレビで言っていたので(笑)」。個室とLDKの間の扉は、扉を開き切ることで、ワンルームをしても使えるようにデザインした。外装のコンセプトは赤、黒、白の3色。建物上部には、赤で『d』の文字を横にした意匠を施しているが、そのタイルの色は、「イメージ通りの色が出るまで、3、4回、焼き直してもらいました」という。
住む人をイメージしながらコーディネートを行ったという高橋は、「ここ(1101号室)は、いちばんシンプルな部屋です」と解説。1KのA/Bタイプについては1人暮らしの女性をイメージしているそうだ。キッチンタイルやバルコニーの床の色は、部屋タイプによって変化を持たせた。「パネルの色を選んでいる時がいちばんわくわくしましたね(笑)」。
最上階の1フロア1住戸の部屋は、「独身貴族のイメージです(笑)。バルコニーもかなり広いので、たくさんパーティーをしてほしいですね」。バルコニーからは、東京スカイツリーや浅草寺、晴れた日には富士山も見えるという。
また、以前のイベントで、購入者へのサプライズとして、それぞれの部屋のどこかに「隠れ大輔」をしのばせることを明かしていたが、「僕がデザインさせていただきました。隠れすぎていて、もしかしたら傷かなと思うか人もいるかもしれませんが、すべての部屋に用意しています。お楽しみに」と語った。
最後に、記者からマンショントータルコーディネートの感想を問われた高橋は、丁寧に言葉を選びながらこう答えている。
「マンションは、住む人が気に入ってくれるかどうかが大切です。自分のカラーを押し出さずに、それぞれの色をそれぞれの部屋で持って欲しいという思いで、コーディネートしました。自由な発想で楽しくアレンジして、よりよい生活を送ってもらえたらと思っています。今回のコーディネートを通して、さまざまなことを学びました。現役を続けながら別のことに挑戦すること、また、限られた予算や条件のなか、モノを作りあげることも良い経験になりました。これからもどんどん新しいことにチャレンジしていきたいと思っています」
※高橋選手の「高」ははしご高が正式です。