3月29日のBSプレミアム「The Covers」に出演したシンガーソングライターのスガシカオが、KAT-TUNのデビュー曲「Real Face」の秘話を明かした。

B’zの松本孝弘が作曲を手掛け、スガが作詞を手掛けた「Real Face」。SMAPの「夜空ノムコウ」の作詞を手掛けた縁でKAT-TUNデビュー曲の仕事が舞い込んだのだという。

作詞に3カ月半を費やしたといい「苦戦した」というスガ。少年の心の叫びのような荒々しい歌詞に四苦八苦したのだそう。

ジャニーズJr.の時点で絶大な人気があったというKAT-TUN。スガは「めちゃくちゃ人気が出てたから。“まだデビューしてないの?”っていうぐらいだったんで」と語り、「担当ディレクターさんからは言われてて。『(売り上げが)50万枚、60万枚の世界じゃないからね』って言われてたんで。“それに耐えうるものを作らなきゃ”っていうプレッシャーはありました」と明かした。

結果として売り上げ100万枚を突破した「Real Face」だが、重圧が半端なかったのだそうだ。

スガはKAT-TUNのメンバーと直接会った時のことを回想し、「ギラッとしたヤンキーの感じがすごく強くて。俺も話しかけるの怖かったですもん、最初。もちろん皆礼儀正しいんだけど。ちょっと見てくれが“怖いな”みたいな感じでしたね」と語っていた。

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